インテル® oneAPI ツールキットは、ダイレクト・プログラミングと API プログラミングをサポートし、インテル® プロセッサーおよび互換プロセッサー、第 9 世代、第 11 世代、第 12 世代インテル® プロセッサー・グラフィックス、インテル® Iris® Xe MAX グラフィックス、インテル® データセンター GPU マックス・シリーズおよびインテル® Arc™ グラフィックス・シリーズを含む多様なハードウェアにわたって、ネイティブコードを完全にサポートする統一された言語とライブラリーを提供します。
開発とパフォーマンス・チューニングを支援する解析およびデバッグツールも備えており、ベクトル化、スレッド化、マルチノード並列化、メモリー最適化の最新技術により、HPC アプリケーションの開発、解析、最適化、および拡張に必要なものを開発者に提供します。
リリースの入手方法
インテル® oneAPI ベース・ツールキットとインテル® HPC ツールキットは、2026.0 リリースでインテル® oneAPI ツールキットに統合されました。
インテル® oneAPI ツールキットまたはその他の oneAPI ツールキットのサポートサービスが有効な場合は、インテル® レジストレーション・センター (英語) にログインし、製品を選択してインストーラーをダウンロードできます。アカウントの作成および製品の登録が必要な場合があります。詳細は、製品登録とサインアップ FAQ (英語) を参照してください。
インテル® oneAPI ベース・ツールキットとインテル® HPC ツールキットの登録ユーザーは、インテル® レジストレーション・センター (英語) のアカウントで登録されている製品が自動的にインテル® oneAPI ツールキットに移行されます。インテル® oneAPI ベース・ツールキットとインテル® HPC ツールキットの以前のバージョンをダウンロードすることもできます。
インテル® oneAPI ツールキットのコンポーネントのバージョン
バージョン管理スキーマについては、「インテル® oneAPI ツールキットとコンポーネントのバージョン管理スキーマ」 (英語) を参照してください。
次の表は、インテル® oneAPI ツールキットの各リリースにおけるコンポーネントのバージョンです。
インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー
インテル® oneAPI DPC++ ライブラリー
インテル® oneAPI マス・カーネル・ライブラリー (インテル® oneMKL)
インテル® oneAPI スレッディング・ビルディング・ブロック (インテル® oneTBB)
インテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ (インテル® IPP)
インテル® クリプトグラフィー・プリミティブ・ライブラリー
インテル® oneAPI コレクティブ・コミュニケーション・ライブラリー (インテル® oneCCL)
インテル® oneAPI データ・アナリティクス・ライブラリー (インテル® oneDAL)
(スタンドアロン版としてダウンロード可能)
インテル® oneAPI ディープ・ニューラル・ネットワーク・ライブラリー (インテル® oneDNN)
注: インテル® Advisor はインテル® oneAPI ツールキットに含まれなくなりました。スタンドアロン版をここ (英語) からダウンロードできます。このリリースには、セキュリティーおよび機能の問題の修正が含まれます。2026.0 リリースから、インテル® Advisor は oneAPI から分離されました。今後はスタンドアロン製品として oneAPI のリリース・スケジュールに準拠して提供されます。
このリリースの新機能
インテル® oneAPI ツールキット 2026.0
- 2026.0 リリースで、従来のインテル® oneAPI ベース・ツールキットとインテル® HPC ツールキットが統合され、インテル® oneAPI ツールキットになりました。開発者から信頼されているコンパイラー、ライブラリー、解析ツールを含む、パフォーマンスが最適化された AI、クライアント、エッジ、HPC アプリケーションの構築を支援する単一のツールキットとして提供されます。
- インテル® oneAPI ツールキットは、CPU、GPU、アクセラレーター向けのクロスアーキテクチャー開発を引き続きサポートします。2026.0 では、Clearwater Forest✝ およびインテル® Core™ シリーズ 3 プロセッサーのサポートを追加するとともに、コード生成、ランタイムの動作、プロファイリングの向上により、Arrow Lake✝ およびインテル® Core™ Ultra プロセッサー・ベースのシステム向けの最適化を拡張しました。また、インテル® Arc™ B シリーズ・グラフィックス (インテル® Arc™ Pro B70 グラフィックスを含む) 向けの開発も強化しました。
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インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー 2026.0 は、インテル® Core™ Ultra プロセッサーおよび Arrow Lake✝ プラットフォーム上でのコード生成 (より高度な分岐予測を含む) の改善により実行効率を高め、開発者がよりパフォーマンスの高いヘテロジニアス C++/SYCL アプリケーションを迅速に開発できるように支援します。Clearwater Forest✝ およびインテル® Core™ シリーズ 3 プロセッサーを強力にサポートし、AOT リンクの高速化により反復時間を短縮します。また、強化されたフリー関数カーネル、デバイスタイプ・クエリー、ワークグループ・スクラッチ・メモリーを使用した SYCL グラフ実行の拡張により、SYCL コードの表現力と移植性を向上します。さらに、関数スコープの最適化とオフロードレポート、ループ最適化の制御、より堅牢なホストとオフロード実行の動作により、的を絞ったチューニングやデバッグを行うことができます。
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インテル® Fortran コンパイラー 2026.0 は、Clearwater Forest✝ プロセッサー上でのパフォーマンスを大幅に向上します。クリーンで移植性の高いオフロードコードを生成する標準ディスパッチ構造の採用により、Fortran 開発を現代化します。先頭のゼロの編集による数値出力の予測可能性の向上、PUT with NOTIFY (通知付き PUT) による Co-Array のデータ転送におけるスケーラブルな並列処理、条件式によるコードの明確化、拡張 prefer_type IR のサポートによるコード生成品質の向上、declare target enter での割付の自動マッピングのサポートによるヘテロジニアス・アプリケーションでの手動のデータマッピング作業の軽減も実現します。
- インテル® oneAPI マス・カーネル・ライブラリーとインテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブは、2026.0 で、主要な数学演算、信号処理、データ処理カーネルの最適化の範囲とスケーラビリティーが拡張されました。CPU コア数やメモリー階層の増加に対応して、シミュレーション、レンダリング、メディア、分析ワークロードの初期状態のパフォーマンスが向上します。
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インテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブは、2026.0 で、信号処理、メディア、データ処理ワークロードのパフォーマンスがさらに強化されました。セキュリティーを重視するデータ集約型のアプリケーションを高速化するように強化されたインテル® クリプトグラフィー・プリミティブ・ライブラリーも含まれます。
- インテル® oneAPI ディープ・ニューラル・ネットワーク・ライブラリーとインテル® oneAPI データ・アナリティクス・ライブラリーは、マシンラーニング、ディープラーニング、データセントリックなワークロードに対するサポートを強化しました。CPU と GPU 上で、最新の AI およびアナリティクス・フレームワークとシームレスに統合される効率的なトレーニング、推論、前処理パイプラインを実現します。
- インテル® oneAPI スレッディング・ビルディング・ブロックとインテル® oneAPI DPC++ ライブラリーは、タスクベースの並列処理と標準ベースの並列アルゴリズムを強化しました。クライアント、エッジ、ワークステーション・アプリケーションが、手動でのスレッド管理を行うことなく、複数のコアで効率的にスケーリングできるように支援します。
- アプリケーションが単一のシステムを超えて拡張するにつれ、インテル® MPI ライブラリーとインテル® oneAPI コレクティブ・コミュニケーション・ライブラリーは、マルチノード HPC シミュレーション、分散型 AI トレーニング、大規模な分析ワークロードに、スケーラブルな通信と協調機能を提供します。
- インテル® VTune™ プロファイラーは、2026.0 で、計算パフォーマンス、メモリーの動作、ベクトル化、スレッド化、GPU 実行、通信に関する、詳細で実用的な情報を提供します。開発者は、統一された分析アプローチを使用して、クライアント、エッジ、ハイパフォーマンス環境におけるパフォーマンスの問題を特定してチューニングできます。
インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー
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AOT リンクの高速化を含む、ランタイム・パフォーマンスの向上により、ビルドを高速化し、反復サイクルを減らします。開発者は、コンパイルやリンクのオーバーヘッドを小さくしながら、大規模なアプリケーションをスケーリングできます。
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インテル® Core™ Ultra シリーズ 3 プロセッサーと Arrow Lake✝ プロセッサー向けの分岐予測コード生成の改良により、次世代のインテル® プラットフォームでのパフォーマンスが向上します。コードを変更することなく、より高い実行効率を実現できます。
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強化されたフリー関数カーネルのサポート、新しいデバイスタイプ・クエリー拡張機能、ワークグループ・スクラッチ・メモリーを使用した SYCL グラフ機能の拡張により、表現力に優れた移植性の高い SYCL 開発を実現します。複数のデバイスにわたる簡潔なコード記述と効率的な実行が可能になります。
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関数スコープの最適化レポートと、リダクションの最適化と ND-Range の分割に関する新しいレポートに含まれる、コンパイラーの最適化とオフロードの動作に関する詳細な情報により、的を絞った実用的なパフォーマンス・チューニングを行うことができます。
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開発者が問題を特定したり変換を試すときに、ループの最適化を明示的に有効または無効にできる新しいコンパイラー・オプションが追加され、パフォーマンス・チューニングやデバッグ中の制御性が向上しました。
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need_device_ptr に対するフォールバック制御の追加と、非 SIMD ホスト並列ループのスカラーに対する新しいスキャンのサポートにより、ホストとオフロード実行の予測可能性が向上し、より堅牢になるとともに、ヘテロジニアス・ワークロードにおける正当性が向上しました。
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非推奨になった target variant dispatch やサブデバイスのサポートを削除することにより、より洗練された、将来も通用するプログラミング・モデルを実現しました。開発が簡素化され、最新の SYCL およびオフロードのベスト・プラクティスとの整合性が向上します。
インテル® Fortran コンパイラー
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レガシーな target variant dispatch 構造のサポートを削除し、標準ディスパッチ構造を採用することにより、より洗練された、将来も通用する並列プログラミング・モデルを実現しました。オフロードコードが簡素化され、長期的な移植性と保守性が向上します。
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先頭のゼロの編集のサポートにより、より正確で標準に準拠した書式での出力を実現しました。開発者が科学、工学、レポート作成ワークロードで、より明確で予測可能な数値出力を生成できるように支援します。
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通知付き PUT のサポートにより、並列プログラムにおける同期と協調性が向上しました。分散アプリケーションや Co-Array ベースのアプリケーションで、効率的な、表現力の高い通信パターンを実現します。
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条件式のサポートにより、Fortran コードの表現力と可読性が向上しました。開発者は、パフォーマンスを維持しながら、分岐の少ない明確なロジックを記述できるようになります。
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実装属性に対する拡張 prefer_type IR のサポートにより、コンパイラー内部の最適化と変換の機会が強化されました。最新の Fortran ワークロードで、内部解析とコード生成品質が向上します。
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割付け配列の declare target enter での automap 修飾子のサポートにより、動的データ構造のオフロードが簡単かつスケーラブルになりました。手動のデータマッピング作業が軽減され、開発者は保守性の高いヘテロジニアス Fortran アプリケーションを効率的に記述できるようになります。
インテル® oneAPI DPC++ ライブラリー
- 基数ソート・アルゴリズムの大幅なパフォーマンスの向上により、データ処理ワークフローの高速化を実現しました。
- Onesweep アルゴリズムの最先端の SYCL 実装として試験的な基数ソート・カーネル・テンプレート・アルゴリズムを導入しました。早期導入ユーザーは
oneapi::dpl::experimental::kt::gpu 名前空間で利用できます。
インテル® ディストリビューションの GDB
- アップストリーム GDB 17.1 リリースへのベース変更により、最新のデバッグ機能と長期的な安定性を提供します。
- 埋め込みソースコードや、Kobuk GFX ドライバー向けのデバッグシンボルのロードに関する新規ドキュメントを含む DWARF サポートの拡張により、開発者の生産性とデバッグの精度を向上し、複雑なツールチェーンや環境で、より正確な自己完結型のデバッグを実現します (問題 180201.1: DWARF とソーステキストの埋め込み (英語))。
- 新しいプラットフォームとして Clearwater Forest (CWF)✝ および Wildcat Lake (WCL)✝ をサポートします。
インテル® VTune™ プロファイラー
- Wildcat Lake✝ および Clearwater Forest✝ プロセッサー、Python 3.13 および 3.14 のサポートを追加しました。
- GUI と CLI からインストルメンテーションおよびトレーシング・テクノロジー (ITT) トップドメインを選択できるようにして、XPU オフロード解析のファイナライズの時間を短縮しました。また、統合された GPU/メディア・ホットスポット解析の導入により、CPU、GPU、NPU ワークロード全体の統合されたパフォーマンス・データを提供します。
- Microsoft Visual Studio 2019 のサポートを終了しました。サポートされているバージョンの Microsoft Visual Studio に移行してください。
インテル® oneAPI マス・カーネル・ライブラリー (インテル® oneMKL)
- P-cores 搭載インテル® Xeon® 6 プロセッサー上での MCG59 乱数生成エンジンのパフォーマンスを向上しました。
- 条件付き数値再現性モードでの oneMKL Pardiso のパフォーマンスを向上しました。実行ごとに結果のビット単位での再現性が必要な HPC ユーザーに恩恵をもたらします。
- プレビューコードパスとして、新しいインテル® アドバンスト・ベクトル・エクステンション 10 (インテル® AVX10) およびインテル® アドバンスト・パフォーマンス・エクステンション (インテル® APX) の最適化を導入しました。環境変数
MKL_ENABLE_INSTRUCTIONS=AVX10 または関連 API を使用して有効化します。
インテル® oneAPI スレッディング・ビルディング・ブロック (インテル® oneTBB)
- 内部アルゴリズムの改善とスケジューラーの強化により、最新システムでのパフォーマンスが向上しました。コア数の多いプラットフォームでは、順序付きコンカレント・コンテナのスケーラビリティーが 3 倍以上向上します。アプリケーションの設計を変更することなく、既存のハードウェアから、より高いスループットを引き出すことができます。
- NUMA 対応でハイブリッドコアの制約を直接ランタイムに伝える新しい拡張 API の導入により、複雑なプラットフォームの最適化を簡素化します。oneTBB はタスクをメモリーの近くや最適なコアタイプに配置できるようになり、効率、予測可能性、スケーラビリティーが向上します。
- 新しいタスクレベルの同期オプション、リソースを考慮したフローグラフ実行、構成可能なランタイムブロック動作により、応答性と効率が向上します。アプリケーションは、重要な作業のレイテンシーを軽減し、共有リソースを保護して、サーバーシステムのアイドル CPU 使用率を最小限に抑えることができます。
インテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ (インテル® IPP)
- パフォーマンスの向上: AVX-512 ハードウェア上での AVX10.2 ISA のサポートと IPP 関数の最適化により、画像処理やコンピューター・ビジョン機能を使用するアプリケーションのパフォーマンスが向上します。
- 大規模データセットのサポート 信号処理ドメインで 64 ビット配列サイズがサポートされ、以前のサイズ制限を超えた、非常に大規模なデータセットをアプリケーションで処理できるようになりました。
- API ライブラリーの拡張: 130 以上の新しい信号処理 API が利用可能になり、プロジェクトでの信号処理機能の実装に、追加の機能やオプションが提供されます。
インテル® クリプトグラフィー・プリミティブ・ライブラリー
- 将来も通用するセキュリティー: 鍵生成とデジタル署名に新しいポスト量子アルゴリズムの ML-DSA と LMS を採用することにより、量子コンピューティングの脅威からアプリケーションを保護します。長期にわたる暗号セキュリティーが確保されます。
- 暗号化規格の強化: PKCS#5 と新しい DRBG アルゴリズムのサポートにより、追加の業界標準の暗号オプションを提供します。標準規格への準拠およびセキュリティー実装の柔軟性が向上します。
- パフォーマンスの最適化: SHA3 および ML-KEM アルゴリズムにより、P-cores 搭載インテル® Xeon® 6 プロセッサー上でのパフォーマンスが向上します。暗号処理のオーバーヘッドが軽減し、アプリケーションの応答性が向上します。
インテル® oneAPI コレクティブ・コミュニケーション・ライブラリー (インテル® oneCCL)
- デフォルトで設定されている C API と、インテル® Arc™ Pro B60/B70 グラフィックスのアウトオブボックス・サポートにより、最適化されたスケールアップ/スケールアウト・パフォーマンスを提供します。ハイパフォーマンス・ワークロードのセットアップ時間が短縮され、計算効率が向上します。
- インテル® インプリシット SPMD プログラム・コンパイラー (インテル® ISPC) の Allgather、Allreduce、Alltoall、ReduceScatter、Broadcast、Group API のサポートと、ユーザー定義のリダクション操作の有効化により、分散コンピューティングや複雑なマルチノード処理タスクを高速化します。
- インバランスの追跡機能で強化されたプロファイリング・ツール、新しいメモリー管理 API、SYCL グラフのサポートにより、開発者に優れた可視性と制御を提供して、デバッグ時間の短縮とアプリケーション・パフォーマンスの最適化を実現します。
インテル® oneAPI データ・アナリティクス・ライブラリー (インテル® oneDAL)
- 予備的な scikit-learn 向けインテル® エクステンションのサポートにより、scikit-learn v1.9 の機能を迅速に採用できます。
- 配列 API 標準への準拠を拡張し、互換性をさらに向上しました。
- CPU に最適化されたワークフローでの GPU コンポーネントをオプションにして、インストールを軽量化しました。
インテル® oneAPI ディープ・ニューラル・ネットワーク・ライブラリー (インテル® oneDNN)
- 最新のインテル ®プロセッサーと GPU のサポートを最適化し、モデルのトレーニングと推論を高速化しました。
- ホスト側のスカラーメモリー管理によりメモリーのボトルネックを軽減し、重要な行列乗算と畳み込み操作を最適化しました。
- 新しい浮動小数点形式 (MXFP8、NVFP4) のサポートを追加しました。ユーザーは、精度を維持しながらトレーニングと推論を高速化する最先端の量子化手法を活用できます。
インテル® MPI ライブラリー
- libfabric v2.4.0 を統合した MPI-5.0 標準テクニカルプレビューに加えて、下位互換性を維持しながら、インテルの最新のコンパイラーとの互換性を拡張しました。問題の修正やコンパイラーとの互換性の向上を含む IMB 2021.11 への更新により、高速で、信頼性の高い並列コンピューティング環境を提供します。
- すべての通信ルーチンでスレッド分割モードのサポートを拡張し、単一ノード構成におけるジョブ起動のレイテンシーを大幅に軽減しました。アプリケーション起動の高速化と、並列処理ワークフローの効率化を実現します。
- Clearwater Forest✝ プロセッサーのサポートと単一ノードのインテル® Arc™ B サポートのテクニカルプレビューを追加しました。多様なプラットフォーム間のハイパフォーマンス・コンピューティング・ワークロードに、より幅広いハードウェアのオプションと強化されたパフォーマンス機能を提供します。
既知の問題と制限事項
終了予定の機能と削除された機能
システム要件
注: マイナーリリース (2026.1 など) は、ベースのメジャーリリース (2026.0) からすべての OS 要件を自動的に継承します。(+) はそのマイナーリリースで追加された OS、(–) はそのマイナーリリースで削除された OS を示します。アスタリスク (**) は非推奨を示します。その他の OS は変更なしで、重複して記載していません。
ハードウェア要件
リリース 2026.0
RAM
8GB (推奨)
ディスク空き容量
- 3GB (最小) - コンパイラーとライブラリー (インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー、インテル® oneAPI DPC++ ライブラリー、およびインテル® oneAPI スレッディング・ビルディング・ブロック) のみをインストールする場合
- 24GB (最大) - すべてのコンポーネントをインストールする場合
注: インストール中、ダウンロードとインストールの中間ファイルを管理するため、インストーラーは追加で最大 6GB の一時ディスクストレージを必要とする場合があります。
サポートされている CPU
次のインテル® 64 アーキテクチャー・ベースのシステムは、ホスト・プラットフォームとターゲット・プラットフォームの両方としてサポートされています。
- インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー以降
- インテル® Xeon® プロセッサー・ファミリー
- インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー・ファミリー
- インテル® Core™ Ultra プロセッサー
サポートされている GPU
- インテル® UHD グラフィックス (第 11 世代以降のインテル® Core™ プロセッサーに搭載)
- インテル® Iris® Xe グラフィックス
- インテル® Arc™ グラフィックス
- インテル® サーバー GPU
- インテル® データセンター GPU フレックス・シリーズ
- インテル® データセンター GPU マックス・シリーズ
サポートされているオペレーティング・システム
- インテル® 64 アーキテクチャーでサポートされているオペレーティング・システムは以下のとおりです。個々のツールは、その他のオペレーティング・システムやアーキテクチャーをサポートしている場合があります。詳細は、各ツールのリリースノートを参照してください。
- インテル® oneCCL は Windows ではサポートしていません。
- インテル® oneTBB は GPU ではサポートしていません。
注: これらの OS ディストリビューションはインテルによってテストされたもの、または動作が確認されているものです。その他のディストリビューションは、動作する場合としない場合があり、推奨されません。質問がある場合は、インテル・コミュニティー・フォーラム (英語) でサポートを受けることができます。商用サポート (英語) を利用可能な場合は、サポートチケットを作成してください。
リリース 2026.0
Linux
CPU
- Red Hat Enterprise Linux 8.10、9.6、9.8、10.x
- SuSE LINUX Enterprise Server 15 SP5、15 SP6、15 SP7、16.0
- Ubuntu LTS 22.04、24.04、25.04
- Fedora 43、44
- Rocky Linux 10
- Debian 11、12
- Amazon Linux 2023、2025、2026
- WSL 2
GPU
- インテル® データセンター GPU マックス・シリーズ (PVC✝):
- Ubuntu LTS 22.04、24.04 Server
- Red Hat Enterprise Linux/Rocky 9.6、9.7、10.0、10.1
- SLES 15 SP4、15 SP5、15 SP6、15 SP7
- インテル® データセンター GPU フレックス・シリーズ (ATS-M✝):
- Ubuntu LTS 22.04、24.04 Server
- Red Hat Enterprise Linux/Rocky 9.6、9.7、10.0、10.1
- Crescent Island (CRI)✝:
- Ubuntu LTS 24.04、26.04 Server (Kobuk の UMD を使用)
- その他のクライアント GPU プラットフォーム:
- Ubuntu LTS 24.04、25.10、26.04
Windows
CPU
GPU
- インテル® データセンター GPU フレックス・シリーズ (ATS-M✝):
- Windows 10、11 (Pro および Enterprise)
- Windows Server 2022
- その他のクライアント GPU プラットフォーム:
- Windows 10、11 (Pro および Enterprise)
開発ツール
インテル® oneAPI ツールキット向け Visual Studio Code (VS Code) 拡張
インテル® oneAPI ツールキット向け VS Code 拡張は、oneAPI アプリケーションを作成、デバッグ、およびプロファイルする開発者を支援します。詳細は、「Visual Studio Code とインテル® oneAPI ツールキットの使用ユーザーガイド」 (英語) を参照してください。
VS Code Marketplace (英語) から以下の VS Code 拡張を利用できます。
- インテル® oneAPI ツールキット向けサンプルブラウザー
- インテル® oneAPI ツールキット向け環境コンフィグレーター
- インテル® oneAPI ツールキット向け解析コンフィグレーター
- インテル® oneAPI ツールキット向け GDB GPU サポート
- インテル® oneAPI ツールキット向けインテル® DevCloud コネクター
Eclipse
Microsoft Visual Studio
- Microsoft Visual Studio 2022 17.x (「C++ によるデスクトップ開発」コンポーネントがインストールされていること)
- Microsoft Visual Studio 2026 18.x (「C++ によるデスクトップ開発」コンポーネントがインストールされていること)
Microsoft Windows Subsystem for Linux 2 (WSL 2) 上のインテル® ソフトウェア開発ツール
ソフトウェア要件
- ローカル・インストールとツールキットを使用するための環境設定に GNU* Bash が必要です。
- Linux カーネル 4.11 以降
- gcc、g++ および関連ツールを含む Linux デベロッパー・ツール・コンポーネントがインストールされていること。
- インテル® コンパイラーは、さまざまなバージョンの gcc を使用して、さまざまな Linux ディストリビューションでテストされています。使用する glibc のバージョンは、使用している gcc のバージョンと一致している必要があります。その他のディストリビューションは、動作する場合としない場合があり、推奨されません。質問がある場合、商用サポートを利用可能な場合は、サポートチケットを作成してください。利用できない場合は、インテル・コミュニティー・フォーラム (英語) でサポートを受けることができます。
GPU: レベルゼロおよび OpenCL グラフィックス・ドライバー
- Linux 汎用インテル® GPU (GPGPU) ドライバーをインストールするには、インストール・ガイド (英語) の手順に従ってください。
- Windows で GPU 使用状況イベントとプロセッサー・グラフィックス・ハードウェア・イベントを収集するには、最新のドライバーが必要です。インテルのサポートにリクエストするか、ここからダウンロード (英語) してください。
- インテル® VTune™ プロファイラーのプラットフォーム・プロファイラーのデータコレクターを使用するには、Python 3.6 以降が必要です。
- PDF ドキュメントを表示するには、Adobe Reader などの PDF リーダーを使用してください。
- DPC++ アプリケーションをコンパイルするための要件: パフォーマンス解析に必要なデバッグ情報を利用するには、-gline-tables-only および -fdebug-info-for-profiling オプションを使用して DPC++ アプリケーションをコンパイルする必要があります。
リリース 2026.0
Linux ドライバー
インテル® oneAPI 2026.0 でサポートされているドライバーのバージョン
インテル® データセンター GPU:
インテル® クライアント GPU:
Windows ドライバー
- インテル® Arc™ A シリーズ・グラフィックス、インテル® Iris® Xe グラフィックスおよびインテル® Arc™ グラフィックスを搭載したインテル® Core™ Ultra プロセッサーの場合は、最新のドライバー 101.8629 をインストールしてください。
- インテル® データセンター GPU フレックス・シリーズ (ATS-M✝) の場合は、最新のドライバー 32.0.101.8331 をインストールしてください。
グラフィックス・ドライバーのインストール
終了予定のサポート
- 次の OS は非推奨になりました。将来のリリースでサポートを終了する予定です。
- CPU
- GPU
- インテル® データセンター GPU マックス・シリーズ (PVC✝):
- その他のクライアント GPU プラットフォーム:
削除されたサポート
- 次の OS は 2026.0 リリースでサポートを終了しました。
- CPU
- RHEL 9.4
- Rocky Linux 9.6
- Fedora 42
- GPU
- インテル® データセンター GPU マックス・シリーズ (PVC✝):
- インテル® データセンター GPU フレックス・シリーズ (ATS-M✝):
- RHEL/Rocky 8.10、9.5
- Windows Server 2019
- その他のクライアント GPU プラットフォーム:
- 次の IDE は 2026.0 リリースでサポートを終了しました。
-
Microsoft Visual Studio 2019 のサポートは 2026.0 リリースから削除されました。
コンパイラーの IDE 拡張機能を引き続き使用するには、サポートされている Microsoft Visual Studio のバージョン (Microsoft Visual Studio 2022 以降) にアップグレードすることを推奨します。
-
インテル® DPCPP++ 互換性ツール (DPCT) のサポートは 2026.0 リリースから削除されました。
Microsoft Visual Studio や Eclipse IDE に DPCT 拡張機能がすでにインストールされている場合は、DPCT 拡張機能を削除することを推奨します。
その他のドキュメントとサポート
インテル® oneAPI ツールキットに含まれるツールのリリースノート
法務上の注意書き
インテルのテクノロジーを使用するには、対応したハードウェア、ソフトウェア、またはサービスの有効化が必要となる場合があります。
絶対的なセキュリティーを提供できる製品またはコンポーネントはありません。
実際の費用と結果は異なる場合があります。
© Intel Corporation. Intel、インテル、Intel ロゴ、その他のインテルの名称やロゴは、Intel Corporation またはその子会社の商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の表示、商標または登録商標です。
✝開発コード名
本資料は、(明示されているか否かにかかわらず、また禁反言によるとよらずにかかわらず) いかなる知的財産権のライセンスも許諾するものではありません。
本資料で説明されている製品には、エラッタと呼ばれる設計上の不具合が含まれている可能性があり、公表されている仕様とは異なる動作をする場合があります。現在確認済みのエラッタについては、インテルまでお問い合わせください。
インテルは、明示されているか否かにかかわらず、いかなる保証もいたしません。ここにいう保証には、商品適格性、特定目的への適合性、および非侵害性の黙示の保証、ならびに履行の過程、取引の過程、または取引での使用から生じるあらゆる保証を含みますが、これらに限定されるわけではありません。
製品および性能に関する情報
性能は、使用状況、構成、その他の要因によって異なります。詳細については、https://www.intel.com/PerformanceIndex/ (英語) を参照してください。