Java 解析ツール JProfiler の日本語版スタート ガイドを提供開始

弊社は 2017年 4月 5日、Java に特化した製品を扱う独 ej-technologies 社の直感的な UI で実績のあるオールインワン Java 解析ツールである JProfiler の販売を開始いたしました。

JProfiler は、Java アプリケーションのパフォーマンス ボトルネックや、メモリ リークの解消、スレッドの問題の解決に役立つ解析ツールです。弊社は、基本的な機能を紹介する日本語版スタート ガイドの提供を開始しました。今回のブログでは、スタート ガイドに掲載されている機能の一部を紹介いたします。

 

機能                      

■ Live memory (メモリ プロファイリング)

メモリ プロファイリングでは、オブジェクトのモニタリング後、問題のスポットを検出します。[Live memory] 以下に、All Objects、Recorded Objects、Allocation Call Tree、および Allocation Hot Spots、Class Tracker を含む 5 つのビューが表示されます。

All Objects ビューは、ヒープ使用量を、インスタンス数と共に表示します。また、クラス、パッケージ、および Java EE コンポーネント別での表示も可能です。表示を変更する場合は、[Aggregation level] のドロップダウン メニューから、表示したいレベルを選択します。

■ Heap walker (ヒープ ウォーカー)
ダイナミックなビューのメモリ プロファイリングとは異なり、ヒープ ウォーカーは、ヒープのスナップショットによって JProfiler 特有のドリルダウン機能を使用して、メモリ リークを検出します。わずかなステップで各インスタンスを確認し、オブジェクトを選択して分析することができます。

スナップショットを撮ると、すべてのクラスが自動的に表示されます。スナップショットを撮ったオブジェクトは、Current object set として表示されます。Current objects set の情報は、Classes、Allocations、Biggest Objects、References、および Time の 5 つの異なるビューから確認することができます。

これらのオブジェクトをドリルダウンしていきます。各オブジェクトのインスタンス数は、Current object set 内に表示されています。すべてのオブジェクトのサイズを計算したい場合は、画面右上の Calculate estimated retained sizes を選択します。

計算終了後、Calculate estimated retained sizes は非表示となり、代わりに結果が表示されます。右端に Retained Size が追加され、ガベージ コレクションによって解放されるメモリを表示します。

本スタート ガイドでは、CPU プロファイリング、スレッド プロファイリング など、多くの機能の詳細を紹介していますので、参考にしていただき、評価版を使用してサンプル アプリまたはお客様のアプリで実際にお試しください。

スタート ガイドはこちらから参照してください。

無償版のダウンロードはこちらからご利用いただけます。

その他 JProfiler に関する詳しい製品の概要は、こちらの弊社 Web ページからご覧ください。

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