Smartsheet 追加新機能まとめ (2025年 4月)

2025年 4月、Smartsheet に新しいビュー「テーブルビュー」が追加されました。さらに、テーブルビュー内の新機能や未読コメントフィルター、ボードビューでのチェックボックス操作など、さまざまな機能強化も行われています。それでは詳細を見ていきましょう！

1. テーブルビュー

新しいテーブルビューは、グリッドスタイルの直感的な操作で、プロジェクトの一貫性を保ちながら迅速な進行をサポートします。リアルタイムでの共同作業が可能なライブアップデートに加え、数式エディターでは列名のオートコンプリートやワンクリックでの列数式設定など、数式の作成や管理をよりスムーズに行えます。

さらに、条件付き書式を使わずにドロップダウン値に色を付けて視覚的に整理できるほか、改良されたソート機能、クイック検索とフィルタリング、列の一括削除、編集用のサイドパネルなど、多彩な機能でデータ管理をよりスマートに進められます。

利用可能プラン

Pro、Business、Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

旧モデル (レガシーコラボレーションモデル)
新モデル (ユーザーサブスクリプションモデル)

列リンク

テーブルビューの「その他のツール」→「列データのリンク」から利用できる「列リンク」機能により、数式を使わずにシート間でデータを参照できるようになりました。

列リンクを使用すると、固有の識別子をもとに他のシートの列データを参照でき、柔軟なシート間連携が可能になります。たとえば、製品カタログ、社員名簿、料金表などの情報を他のシートで参照することで、常に最新のデータを反映させることができます。

今回のリリースは列リンク機能の第一フェーズであり、今後のアップデートでは、より高度でエンタープライズ向けの機能が追加される予定です。

利用可能プラン

Pro、Business、Enterprise

利用可能モデル

旧モデル (レガシーコラボレーションモデル)
新モデル (ユーザーサブスクリプションモデル)

必要な権限

対象シートの管理者権限
参照元シートの閲覧者以上

データ統合パネル

テーブルビューに追加されたこのパネルを使うと、Google Drive、OneDrive、SharePoint、Box、Smartsheet の添付ファイルなど、外部データソースとシートを接続できます。Data Shuttle のワークフローも、このパネルから簡単に作成できます。

なお、このパネルはすべてのユーザーに表示されますが、Data Shuttle のワークフローを作成できるのは、Data Shuttle が有効なユーザーに限られます。

利用可能プラン

Business、Enterprise

2. 未読コメントフィルター

新しいビューに搭載された「未読コメントフィルター」は、コラボレーションと生産性を大幅に向上させる強力なツールです。ユーザーがまだ確認していないコメントを視覚的に強調表示することで、最新の更新内容やディスカッションにすばやく気づけるようになります。これにより、コメントスレッドを一つひとつ確認する手間が省け、時間と労力を節約できます。

また、重要なフィードバックや質問の見逃しも防げるため、プロジェクトの進行状況を常に把握し、迅速な対応とチーム内の円滑なコミュニケーションが可能になります。