
オンライン クイズは、学習内容の理解度を確認するうえで代表的な手段の 1 つです。
ただし、問題形式ごとに確認しやすい内容や学習者に求められる回答方法は異なるため、目的に合った出題形式を選ぶことが重要です。
では、学習者にとって答えやすく、かつ正しく理解度を測れるクイズ形式はどれなのでしょうか。
本記事では、定番の選択式クイズから、インタラクティブなドラッグ & ドロップ形式のクイズまで、14 種類のクイズ形式をご紹介します。
それぞれの特徴や使いどころを押さえることで、目的に合ったクイズ形式を選びやすくなり、クイズ作成の幅も広がります。なお、ここで紹介するクイズ形式は、iSpring Suite AI (iSpring Suite) および iSpring QuizMaker で作成できます。
- クイズ形式 #1 – 選択式 (単一選択)
- クイズ形式 #2 – 複数選択 (複数回答)
- クイズ形式 #3 – 正誤問題 (True/False)
- クイズ形式 #4 – 短答問題 (Short Answer)
- クイズ形式 #5 – 穴埋め問題 (Fill-in-the-Blanks)
- クイズ形式 #6 – マッチング問題 (Matching)
- クイズ形式 #7 – 順序問題 (Sequence)
- クイズ形式 #8 – ホット スポット問題 (Hotspot)
- クイズ形式 #9 – ドラッグ & ドロップ問題 (Drag-and-Drop)
- クイズ形式 #10 – 単語ドラッグ (Drag the Words)
- クイズ形式 #11 – ドロップダウン (Drop-down)
- クイズ形式 #12 – 数値入力問題 (Numeric)
- クイズ形式 #13 – リッカート尺度 (Likert Scale)
- クイズ形式 #14 – 記述式 (エッセイ)
- クイズ / 設問に関する FAQ
- まとめ
クイズ形式 #1 – 選択式 (単一選択)

選択式問題 (単一選択) は、オンライン コースの内容について学習者の理解度を測る方法の中でも、特に効果的な形式の 1 つです。この形式では、1 つの質問に対して複数の選択肢が提示され、そのうち誤答がいくつか含まれ、正答は 1 つだけです。
選択式問題は簡単に作れそうに見えますが、注意しないと、学習者の「推理力 (消去法)」を測ってしまい、教材内容そのものの知識を測れなくなることがあります。推理力があること自体は良いことですが、必ずしも教材内容と直接関係しているとは限りません。
クイズ形式 #2 – 複数選択 (複数回答)

複数選択 (複数回答) 問題は、選択式 (単一選択) 問題と似ていますが、学習者は複数の選択肢の中から 正しい回答をすべて選ぶ必要があります。この形式は、学習者が「いくつ選べばよいのか」を事前に把握できないため、単一選択よりも難易度が高くなります。複数選択問題を作成し、知識を効果的に確認するために、次のポイントに従ってください。
- 正解の選択肢をランダムに配置する
- 選択肢の数を多くしすぎない
- 問題文の構成や並びから正解を推測できるような手がかりを与えない
- ひっかけ問題にしない
クイズ形式 #3 – 正誤問題 (True/False)

質問を作る最も簡単な方法の 1 つは、True/False (正誤) 形式を使うことです。つまり、学習者がその内容が正しいか誤りかを選ぶ文章を提示する形式です。正誤問題は、特定のテーマに関する知識を確認するために教育現場でよく使われており、学習者を引き込みながら挑戦させる、楽しい方法にもなります。例は次のとおりです。
- 上司より先に倉庫に入っても問題ない。 (誤)
- ハンバーガーは片面 3 分ずつ焼けば十分に火が通る。 (正)
- 見込み顧客には、検討させるよりもその場ですぐに製品へ申し込むよう強く促すべきだ。 (誤)
クイズ形式 #4 – 短答問題 (Short Answer)

この形式では、学習者が自分で回答を入力します。選択肢を提示せずに習熟度を測りたい場合に適しており、学習者が推測ではなく、正しい答えを自力で入力できるかを確認できます。
ヒント: 入力ミス、略語、スペルの揺れなど、学習者が使い可能性のある表記を考慮した回答候補も忘れずに追加してください。
クイズ形式 #5 – 穴埋め問題 (Fill-in-the-Blanks)

穴埋め問題 (補充問題) では、学習者が正解を選択肢に頼らず答えられることが求められます。この形式では、ヒントを提示せずに出題することで、学習者の知識の定着度を確認できます。
例えば、従業員が特定のルールや簡単な手順を理解しているかを確認したい場合に適しています。
クイズ形式 #6 – マッチング問題 (Matching)

マッチング問題は、多くの内容をカバーでき、学習者にとっても特に取り組みやすい (参加意欲を高めやすい) 問題形式の 1 つです。マッチング問題では、いくつかのフレーズや概念と、いくつかの単語を提示し、学習者はそれぞれの単語を適切なフレーズ / 概念に対応付けます。難易度を上げたい場合は、余分な組み合わせ (選択肢) を追加することもできます。
クイズ形式 #7 – 順序問題 (Sequence)

順序問題は、タイムラインを作成する場合、複数の項目を昇順 / 降順に並べる場合、または手順をステップごとに示す場合に最適な形式です。いくつかの出来事や文章を提示し、学習者にそれらを正しい順番に並べてもらいます。この形式の問題は、情報を個別ではなく「ひとまとまり」として覚える必要がある場面で効果的です。歴史など、年代順 (時系列) の内容を扱うクイズにも活用できます。
クイズ形式 #8 – ホット スポット問題 (Hotspot)

ホット スポット問題は、画像上の特定の領域を回答として選択する、視覚的な問題形式です。この形式のクイズは、一般的なクイズ問題よりも学習者の関与を高めやすく、理論としての理解だけでなく、視覚的に情報をどのように識別できているかを確認できます。
クイズ形式 #9 – ドラッグ & ドロップ問題 (Drag-and-Drop)

この形式は、クイズにより多くのインタラクティブ性を加え、学習者のエンゲージメントを高めやすい問題形式です。ドラッグする対象のオブジェクトと、ドロップ先のターゲット領域を定義するだけで作成できます。この形式では、学習者がオブジェクトをドラッグし、ベース画像上にあらかじめ用意された空欄 (指定位置) にドロップします。

↑↑こちらの画像からサンプル コースをご覧いただけます↑↑
クイズ形式 #10 – 単語ドラッグ (Drag the Words)

この形式では、学習者は単語バンクから単語をドラッグし、与えられた文章の空欄にドロップして回答します。文中の一部を欠けた状態にした文章を作成し、学習者は単語を適切な位置へドラッグして文を完成させます。
穴埋め問題 (Fill in the Blanks) と似ていますが、あらかじめ単語バンクが用意されているため、学習者の負担を抑えながら取り組みやすくできます。
クイズ形式 #11 – ドロップダウン (Drop-down)

この形式では、学習者はドロップダウン リストから正しい回答を選択します。穴埋め問題に似ていますが、リスト内に候補となる回答を提示できる点が異なります。実際の知識を測るうえで必ずしも効果的とは言えないものの、クイズの導入としては役立つ場合があります。また、似た選択肢を並べて学習者を迷わせたいときにも有効です。
クイズ形式 #12 – 数値入力問題 (Numeric)

数値入力問題は短答問題に似ていますが、学習者は回答として正しい数値を入力する必要があります。この形式では正解を当てずっぽうで推測することがほぼ不可能なため、学習者には正確な知識を示すことが求められます。
iSpring QuizMaker では、数値入力問題に対して「完全一致の数値」だけでなく、「許容範囲 (区間)」も設定できます。
クイズ形式 #13 – リッカート尺度 (Likert Scale)

リッカート尺度形式は、クイズよりもアンケートに適しています。この問題形式では、回答者は 5 段階評価を使って、特定の記述に対する意見を示すことができます。リッカート尺度の問題では、さまざまな回答尺度を設定できるほか、[変更] をクリックして独自の選択肢を作成することもできます。


クイズ形式 #14 – 記述式 (エッセイ)

記述式 (エッセイ) の設問では、クイズ内で自由記述形式の回答を使用します。e ラーニングでは、この設問タイプは、設問に対して詳細な回答、十分なフィードバック、またはケースの説明を得たい場合に適しています。この記述式 (エッセイ) の設問では、学習者は制限なく自由形式で回答できます。
クイズ / 設問に関する FAQ
クイズをより魅力的にするにはどうすればよいですか?
インタラクションを追加することは、クイズを楽しくする確実な方法です。知識チェックに、学習者の好奇心を刺激し、学習への関与を保つアクティビティを組み合わせることを意味します。インタラクティブ クイズは、ドラッグ & ドロップ、ホット スポット、マッチングなどの形式で作成できます。オーサリング ツールを使えば、インタラクティブ クイズを簡単に作成できます。
また、自動フィードバックをカスタマイズすることで、クイズをさらに盛り上げることもできます。自動フィードバックとは、学習者が設問に回答するたびに表示される反応 (メッセージ) です。「よくできました !」「素晴らしい !」または「おっと、惜しい。」「次はきっとうまくいきます !」など、前向きなフレーズを使うと印象が明るくなります。誤答の場合は、その理由を簡単に説明することもできます。こうした工夫は、学習者が継続して取り組む意欲を高め、エンゲージメントの維持にもつながります。
インタラクティブ クイズとは何ですか?
インタラクティブ クイズは、JavaScript や HTML5 技術によって実現され、動的な学習体験を提供します。受講中、学習者はマウスやタッチ スクリーンを使って e ラーニング教材と対話しながら学習を進めます。たとえば、オブジェクトをクリックしたり、単語をある場所から別の場所へドラッグしたりできます。魅力的なクイズは、学習プロセスへの関与を高めます。
学習者がクイズで不正をするのを防ぐにはどうすればよいですか?
テストで不合格になった学習者は、再受験時に設問そのものを考えるよりも、前回どの回答が間違いだったかを覚えることに意識が向きがちです。そこで、前回の選択肢を記憶するのではなく内容を理解して回答してもらうために、設問や選択肢をシャッフルすると効果的です。
テスト内で設問の順序をランダム化したり、設問バンクを作成したりできます。設問バンクを使うと、出題時に設問が自動的に差し替えられます。これにより毎回異なる設問セットを提示でき、他の人から答えを教えてもらうことも難しくなります。また、制限時間付きクイズを活用すれば、学習者がオンライン検索に時間を費やすことも防げます。
制限時間付きクイズとは何ですか?
制限時間付きクイズとは、時間制限を設定したクイズです。時間制限付きのクイズでは、学習者は素早く回答する必要があり、不正をしにくくなります。全設問に同じ制限時間を設定することも、設問ごとに個別の制限時間を設定することもできます。
オンラインで学習者を評価するために、他に何を使えますか?
e ラーニングで知識を確認する方法は、クイズだけではありません。多人数を短時間で評価したい場合、クイズは有効です。しかし、学習目標によっては別の評価方法が求められることもあります。
たとえば、コミュニケーション スキルを確認したい場合は対話シミュレーションの方が適しています。クリティカル シンキングを評価したい場合は、自由回答や記述式 (エッセイ) の設問に答えさせるとよいでしょう。創造的思考を試したい場合は、プロジェクトを考えさせる課題を与えるのが効果的です。
採点式クイズとは何ですか?
採点式クイズとは、学習者のパフォーマンスに基づいてスコアや成績を付与する形式のクイズです。通常、複数の設問やタスクで構成され、正答またはタスクの達成に応じて点数が加算されます。合計点によって、学習者が示した達成度や理解度が判断されます。採点式クイズは、教育現場、オンライン学習プラットフォーム、従業員トレーニングなどで、知識の評価や進捗測定に広く用いられています。
クイズはどのように採点すべきですか?
設問の配点や採点基準を決める際は、主に 2 つの観点 (重要度と難易度) を考慮します。設問がやや抽象的なトピックに関するものであれば、合格基準を正答率 60% 前後に設定するとよいでしょう。
一方、クレーム対応のような実務寄りの設問であれば、重要度の高さを反映して、より厳格に採点するのが望ましいです。たとえば、リスク マネジメントの知識を確認する設問であれば、さらに厳しく採点してもよいでしょう。また、誤答に対してペナルティを設定し、点数を減点することも可能です。
トリビア クイズとは何ですか?
トリビア クイズは、さまざまなトピックに関する知識を試すゲームまたはアクティビティです。一般的には多肢選択形式で、複数の選択肢の中から正しい答えを選びます。トリビア クイズは、交流の場、オンライン プラットフォーム、ゲーム ショーの一部などでよく行われます。扱う分野は、歴史、地理、スポーツ、エンターテインメント、科学など多岐にわたります。トリビア クイズの目的は、学習者の知識に挑戦しつつ、楽しさや娯楽性も提供することです。
パーソナリティ クイズとは何ですか?
パーソナリティ クイズは、性格特性、特徴、嗜好、行動パターンなどについての理解を深めるための評価です。通常、複数の設問や文に回答し、その回答に基づいて性格の結果や分析が提示されます。自己理解、自己成長、キャリア ガイダンス、あるいは娯楽目的で利用されることがあります。
まとめ
より多様でインタラクティブなクイズを取り入れることで、e ラーニングはより魅力的で効果的になります。
ここで紹介した 14 種類の設問タイプは、さまざまな目的に対応し、学習者の学習を支援します。これらは iSpring Suite AI (iSpring Suite) および iSpring QuizMaker で利用でき、クイズをさらに強力なものにできます。まずは評価版を使って、実際の操作感をお試しください !
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本記事は、iSpring Solutions 社が提供している以下の記事から抜粋・転載したものです。
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