本記事では、Docker Desktop バージョン 4.74.0 ~ 4.79.0 における新機能、改善点、既知の問題、そして修正内容について紹介します。Docker 社が公開しているリリース ノートを基に、日本国内ユーザー向けに主要な変更点をわかりやすくまとめています。
最新バージョンがまだ利用可能でない場合は、しばらく時間をおいてから再度確認してください。通常、リリースから約 1 週間以内にアップデートが順次展開されます。
なお、最新リリースから 6 か月以上前のバージョンについてはダウンロード提供が終了しています。Docker Business を利用することで、6 か月以上前のバージョンも引き続きサポート対象として利用できます。
4.74.0 (2026/5/19)
新機能
Gordon の一般提供 (GA)) を開始しました。
新しい利用プランも用意されています。有料の Gordon プランにアップグレードすると、利用制限の上限が引き上げられます。
アップデート
- Docker Offload v0.5.89
- Docker Agent v1.57.0
- 資格情報ヘルパー (Credential helpers) v0.9.7
- docker pass v0.0.26
バグ修正と機能向上
すべてのプラットフォーム
- [スタート] メニューから Docker Desktop を起動した際、独自の Electron ヘルパー プロセス(GPU、レンダラー、ユーティリティ)が「残存プロセス」として誤って検出され、起動時に強制終了されてクラッシュ ループが発生する問題を修正しました。
- [ログ] ビューの表示設定にある [ビルド ログの表示] の切り替え状態が、ユーザーの設定通りに保持されず、Docker Desktop の再起動後にリセットされてしまう問題を修正しました。
- Docker Extensions がデフォルトで無効になりました。
Mac
- コンテナーが Swarm オーバーレイ ネットワークにも接続されている場合に、公開されたポートにアクセスできなくなる問題を修正しました (docker/for-mac#7854 を修正)。
- 一部の企業環境で、ダッシュボードの TLS 通信が失敗する問題を修正しました。
- コンテンツのハッシュ検証により、GUI のセキュリティを向上しました。
Linux
- Ubuntu 26.04 のサポートを追加しました。
4.75.0 (2026/5/26)
アップデート
- Docker Offload v0.5.92
- Docker Engine v29.5.2
- Docker Buildx v0.34.0
バグ修正と機能向上
すべてのプラットフォーム
- Docker Scout ビューを削除し、Scout 関連の OS 通知および通知ポップアップを無効にしました。
- ECI (拡張コンテナー分離) で保護されたコンテナーにおける、タイム ネームスペース (時間名前空間) のサポートを追加しました。
- 環境変数
http_proxyによって、kind クラスターがローカル イメージをプルできなくなるバグを修正しました。 - VM がアイドル状態のシャットダウンから復帰した直後、最初の Docker API 呼び出し時に 500 Internal Server Error が発生することがある問題を修正しました。
- 相対 URL が無効な
app://スキームの URL に解決されてしまう原因により、Docker Hub のイメージ説明文内で画像が正しく表示されない問題を修正しました。
Mac
- アップデートの失敗が原因で Docker Desktop がステージング ディレクトリから実行されている場合に、起動時に警告ダイアログを表示するようにしました。また、新規インストール用のダウンロード リンクも追加しました。
Windows
- 既定のディストリビューションとの WSL 統合を無効にしました。この設定を変更するには、[設定] をご確認ください。
- Hyper-V バックエンドを使用した Windows 環境において、ファイル共有の同意プロンプトを受け入れる際、
docker compose upが EOF エラーで失敗するバグを修正しました。 - インストール中に、バックエンド モードの誤検出や予期しないディレクトリの作成が発生する Windows インストーラーのバグを修正しました。
4.76.0 (2026/6/1)
新機能
- Docker Model Runner がレジストリ ミラーに対応しました。
アップデート
- Docker Desktop Build v0.35.0
- Docker Agent v1.62.0
- NVIDIA Container Toolkit v1.19.1
- Docker Compose v5.1.4
- Docker Offload v0.5.93
- Docker Scout CLI v1.21.0
- docker pass v0.0.29
セキュリティ
- CVE-2026-8936 に対応しました。 バインド マウントされたホスト フォルダー上にコンテナーが深く入れ子になった (ネストされた) ディレクトリを作成し、dentry 無効化イベントが発生した際に、grpcfuse カーネル モジュール内の無制限の再帰によって VM パニック (強制終了) が発生する問題を修正しました。
バグ修正と機能向上
すべてのプラットフォーム
docker sbomコマンドが非推奨となりました。将来のリリースで削除される予定です。今後は代わりにdocker scout sbomコマンドを使用してください。- Resource Saver (リソース セーバー) が有効な場合の、Docker Engine におけるレース コンディション (競合状態) を修正しました。
- kind クラスターを削除するたびに匿名の Docker ボリュームがリークし、親のない (孤立した) ボリュームが蓄積していくバグを修正しました。
- [すべてのログ] グリッドの列幅変更に関する問題を修正しました。[タイムスタンプ] 列と [オブジェクト] 列が予期せず拡大しないようになり、画面遷移しても列幅が保持されるようになりました。
- VM ディスクのサイズ変更処理でエラーが発生した場合、基盤となるファイル システムが正常であっても Docker Desktop の起動に失敗する問題を修正しました。
- Docker Desktop の終了時にハング (フリーズ) する問題を修正しました。
- Docker Offload の停止または起動後に、Docker Desktop ダッシュボード上の CPU および RAM のリソース総計が 「0」 のまま更新されなくなるバグを修正しました。
- Gordon において、最終的な回答テキストが応答バブルに移動する前に、一瞬だけ作業グループ内に表示されてしまう画面のちらつき (フリッカー) を修正しました。
- サインアウトとトークンの更新処理が同時に発生した際に、デーモン パニックが発生することがある問題を修正しました。
- 複数のボリュームを持つコンテナーにおいて、[ボリューム] ビューに誤ったマウント先が表示されるバグを修正しました。
docker passのsetコマンドに--forceフラグを追加しました。docker --helpの出力にdocker passが表示されるようになりました。- アイドル停止していたエンジンを外部 API 呼び出しによって再起動した際、コンテナー、イメージ、ネットワーク、ボリューム、およびプラグインに対して、古い API キャッシュ応答 (擬似的な 404 エラー) が返される問題を修正しました。
- [ビルド] ビューでビルドを選択した直後に、[削除] ボタンが表示されないことがあるバグを修正しました (docker/desktop-feedback#329、docker/desktop-feedback#330 を修正)。
- 拡張コンテナー分離 (ECI) が有効な場合に、タイム ネームスペース (時間名前空間) を利用できなくなる問題を修正しました。
Windows
- サイレント インストール時に、インストーラーの
--quietフラグによってインストール タイプ (インストール方式) のダイアログが非表示にならないデグレードを修正しました。 - 末尾に改行コードが含まれる古い PID ファイルが存在すると、残存するデーモンを強制終了できなくなり、Windows コンテナー モードの設定が変更できなくなるバグを修正しました。
- 別のインストーラー インスタンスが既に実行されている状態でアップデートを実行した際、具体的なメッセージではなく一般的なエラーが表示される問題を修正しました。
- Windows のインストーラー検出ヒューリスティックによって、インストーラーおよびアップデーターの実行ファイルが誤って UAC (ユーザー アカウント制御) の昇格プロンプトを表示してしまう問題を修正しました。
- Windows コンテナー モードでの実行時に、タスク トレイ メニューの区切り線が二重に表示される問題を修正しました。
- Windows Hyper-V 環境において、
docker run -p 0:Nを実行した際に HNS (Host Network Service) 予約済みポートが割り当てられ、ポート バインド エラーが発生する問題を修正しました。 - 英語以外の Windows システム (GBK エンコードを使用する中国語版 Windows など) において、ログ内の
taskkillエラー メッセージが文字化けする問題を修正しました。 - WSL2 ISO キャッシュのサイズが無制限に肥大化する問題を修正しました。新しいバージョンをインストールした際、古い
docker-desktop.isoおよびdocker-wsl-cli.isoのエントリが削除されるようになります (docker/desktop-feedback#419 を修正)。
4.77.0 (2026/6/8)
新機能
- [ログ] ビューからログ データをエクスポートできるようになりました。
アップデート
- Docker Offload v0.6.3
- Docker Buildx v0.34.1
- Docker Agent v1.70.0
- Docker MCP gateway v0.42.2
- docker pass v0.1.2
- containerd v2.2.4
- DHI CLI (dhictl) v0.0.4
- Docker Engine v29.5.3
バグ修正と機能向上
すべてのプラットフォーム
- ウイルス対策ソフトがファイルをロックすることによって発生する、一時的な名前変更 (リネーム) の失敗に対応するため、再試行の遅延時間を延長しました。
- マーケットプレイスの拡張機能 (Extensions) が、タグではなくピン留めされたマニフェスト ダイジェストによってインストールおよびアップデートされるようになりました。これにより、公開後のタグの書き換えから保護されます。
- [バージョン情報] ウィンドウに Buildx のバージョン情報を追加しました。
- [ログ] 検索バーに、大文字と小文字の区別を切り替えるトグルを追加しました。これにより、大文字と小文字を区別しない (既定) フィルタリングと、区別するフィルタリングを切り替えることができます。
- [ログ] ビューのグリッド内でマウス ホイールによるスクロールが機能しないバグを修正しました。
- SIGINT または SIGTERM による正常なシャットダウン時に、バックエンドが誤ってエラー コード 150 で終了し、誤った失敗シグナルが発生する問題を修正しました。
- Docker Desktop から同梱されていた
hub-toolバイナリを削除しました。 - Gordon 内の MCP OAuth 認証チャット バブルに、正常に動作する [認証] ボタンと [キャンセル] ボタンを追加しました。これにより、MCP サーバーからの OAuth サインイン フローを完了または拒否できるようになります。
docker passに 2 つの新しいコマンドを追加しました。- ホスト コマンドにシークレットを注入するには、
docker pass runを使用します。 - 動的なプラグイン管理には、
docker pass pluginsを使用します。
- ホスト コマンドにシークレットを注入するには、
- 拡張コンテナー分離 (ECI) が有効なコンテナーに対して
docker cpを実行した際、ファイルの所有者がnobody:nogroupに設定されてしまうデグレードを修正しました。
Windows
- WSL ディストリビューションの登録失敗によってディスク上に VHDX ファイルが残された際、Windows 環境の Docker Desktop が「Starting the Docker Engine…」の状態で停止してしまう問題を修正しました。
- Windows コンテナー モードにおいて、バックエンドのシャットダウン時にハング (フリーズ) が発生し、Docker Desktop の終了に時間がかかる、または正常に終了できない問題を修正しました。
4.78.0 (2026/6/15)
アップデート
- Docker Agent v1.73.0
- docker pass v0.1.4
- 資格情報ヘルパー (Credential helpers) v0.9.8
バグ修正と機能向上
すべてのプラットフォーム
- Docker Desktop ダッシュボードでログをストリーミングしている際に、メモリ不足 (OOM) によるクラッシュが発生し、Docker Desktop が応答しなくなったり強制終了したりする問題を修正しました。
- ダウンロードの停止や一時的なエラーが発生した際に再試行を行い、部分的にダウンロードされたファイルから再開できるようにすることで、アップデートの信頼性を向上しました。
- Gordon のツール呼び出しにライブ ストリーミング出力を追加しました。これにより、
docker compose upなどの実行に時間がかかるコマンドにおいて、処理の完了を待つことなく、標準出力 (STDOUT) と標準エラー出力 (STDERR) をリアルタイムで表示できるようになりました。 - [ログ] ビューに色分けされたラベルを追加しました。これにより、ログ グリッドとコンテナー フィルターのドロップダウン メニューの両方で、各コンテナーとビルド ソースが固有の色で視覚的に区別されるようになります。
- Docker Desktop VM の起動に失敗した際のエラー メッセージを改善しました。従来の一般的な「Use of closed network connection」ではなく、根本的な原因である VirtualizationFramework または libkrun のエラー理由が表示されるようになりました。
- Docker Desktop が Resource Saver (リソース セーバー) モードの際、Docker CLI のエラー メッセージが人間が読めるテキストではなく、生の JSON として表示されてしまうバグを修正しました。
- [ログ] ビューでコンテナー フィルターの選択を解除したときに発生するクラッシュを修正しました。
- トラブルシューティングのポップオーバーからアクセスした際、サポート ページが「仮想化未対応」のオーバーライド画面に置き換わってしまう問題を修正しました。
- 仮想化が有効なベアメタル EC2 インスタンス (例: g4dn.metal) において、「Nested virtualization not supported」エラーが発生し、Docker Desktop の起動に失敗する問題を修正しました。
- ウイルス対策ソフトがファイルをロックすることによって発生する、一時的な名前変更 (リネーム) の失敗に対応するため、再試行の遅延時間を延長しました。
- Docker のサービスへのアウトバウンド HTTPS 通信がブロックされている場合、Gordon が一般的なエージェント エラーではなく、VPN、プロキシ、またはファイアウォールの設定を確認するよう促す、明確なネットワーク エラー メッセージを表示するようになりました。
- 明示的にモデルが選択されていないセッションにおいて、Gordon の AI モデル ピッカーが「Default」ではなく、内部的なモデル識別子を誤って表示してしまう問題を修正しました。
Windows
- WSL2 バックエンドにおける Synchronized file shares (同期ファイル共有) のサポートを追加しました。
- インプレース アップグレード (上書きアップデート) の後に、Docker Desktop が「Starting the Docker Engine…」の状態で停止してしまう問題を修正しました。
- アップデートの失敗により以前のバージョンにロールバック (復元) された後、Docker Desktop が再起動されないバグを修正しました。
- 差分アップデート (Delta updates) の準備に失敗する問題を修正しました。
- Hyper-V 環境において、エンジンがアイドル停止または一時停止した後の最初の試行時に、Docker コマンド (例:
docker login) が失敗する問題を修正しました。 - WSL がインストールされていない場合、Windows 環境の Docker Desktop が明確で具体的なエラー メッセージではなく、一般的なエンジン起動失敗のエラーを表示してしまう問題を修正しました。
4.79.0 (2026/6/22)
アップデート
- Docker Agent v1.79.0
- docker pass v0.1.5
- Docker Desktop CLI v0.4.1
- Docker Offload v0.6.4
バグ修正と機能向上
すべてのプラットフォーム
- Gordon の改善:
- [コンテナー]、[イメージ]、[ボリューム]、[ビルド] タブの [Gordon に質問] メニューに、文脈に応じたおすすめの質問を追加しました。アイテムが問題のある状態のときに、関連する診断情報を優先して表示します。
- Gordon に [フィードバックを送信] リンクを追加しました。会話のプレビューを匿名化 (個人情報をマスク) して問題を報告したり、製品へのフィードバックを共有したりできます。
- Gordon のサイドバーにある検索入力欄で、検索クエリの入力開始時 (最初の1文字目) に React の警告が表示される問題を修正しました。
- Docker Engine の設定エディターを最初に開いた際、整形された JSON ではなく、圧縮 (一列に最適化) された JSON が表示される問題を修正しました。
- VM がアイドル状態のシャットダウンから復帰した直後、Docker API 呼び出し時に誤って 500 エラーが発生することがある問題を修正しました。
- 過去に同梱されていたバイナリのシンボリック リンクが残っていることが原因で、誤った「整合性の問題が検出されました (Integrity issue detected)」という通知が表示される問題を修正しました。
- 現在のユーザーが
docker-usersグループのメンバーではない場合に表示されるエラー画面において、壊れていたドキュメントへのリンクを修正しました。 /app/settings/groupedAPI への破壊的変更が原因で、NVIDIA などのインテグレーションが正常に動作しなくなっていた問題を修正しました。- macOS の Retina ディスプレイ環境において、Gordon のランディング ページにある SVG アニメーションが原因で CPU 使用率が高負荷 (約30%) になる問題を修正しました。
- OAuth のネットワーク エラーが発生した際、Docker Desktop が誤ってユーザーを「サインアウト状態」として表示してしまう問題を修正しました。
- OAuth 経由でサインインした際、ログイン後にユーザー名とメールアドレスが UI 上に表示されない問題を修正しました。
- QEMU を v10.2.3 にアップデートしました。
- [ログ] ビューの改善:
- コピー ボタンを追加しました。現在のタイムスタンプ表示設定を維持したまま、フィルターされた表示中すべてのログを一度にコピーしたり、ホバー時に個別のログ エントリをコピーしたりできます。
- ツールバーのレイアウトを再構成して改善しました。コンテナーの選択状態やビルド ログの表示設定を保存できる「フィルター プリセット機能」を追加し、コンテナーのフィルター状態を保持できるようになりました。
- ログをクリア (消去) する機能を追加しました。
- コピー ボタンと展開/折りたたみボタンを単一の固定列に統合しました。これにより、横スクロール時にも常に表示されるようになり、コピー時に誤って行の詳細パネルが開閉してしまう問題を修正しました。
- レジストリ アクセス管理 (RAM) ポリシーのダウンロード時、権限エラーを回避するため、改ざん検出機能付きでユーザー自身のディレクトリにポリシーを取得・キャッシュするように修正しました。
Windows
- 強制終了されたブートストラップによって古い rootfs マウントが残された際、WSL 上の Docker Desktop が「is already mounted」エラーで起動に失敗するバグを修正しました。
- バックエンドがクラッシュまたは強制終了された際、Windows 環境で [Quit Docker Desktop] をクリックしても反応しない問題を修正しました。
- 予期しない終了やクラッシュが発生した後に、Docker Desktop のプロセスが孤立 (残存) して残ってしまう問題を修正しました。
- WSL 仮想マシンがシャットダウンされていない状態で、Windows 環境でインプレース アップグレード (上書きアップデート) を行った後、「Starting the Docker Engine…」の状態で停止してしまう問題を修正しました。
- Windows のタスク トレイ アイコンがシステムのタスクバー テーマと一致しない問題を修正し、ライト モードまたはダーク モードに応じた正しいアイコンが表示されるようになりました。
- バックエンドの起動エラーがログ ファイルにのみ書き込まれ、画面上に通知されない問題を修正しました。Docker Desktop の起動に失敗した際、ユーザーにエラー ダイアログ ボックスが表示されるようになりました。
Docker Desktop の利用についてご相談ください
Docker の活用や導入に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にエクセルソフトにお問い合わせください。Docker 日本正規代理店として、Docker Desktop や DHI の日本円請求書払いや導入支援、トレーニングを提供しています (一部有償)。
Docker の最新情報をお届けするエクセルソフトのメールニュース登録はこちら。
参照:
本記事に関する注意事項:
- 商標について: Docker および Docker ロゴは、米国およびその他の国における Docker, Inc. の商標または登録商標です。


