Arm Development Studio 2021.1 リリース! ~ コンパイルとデバッグ機能がさらに向上 ~


Arm Development Studio のアップデート版 2021.1 がリリースされました。無償評価版はこちらからお申し込みください。

主な新機能は以下の通りです。

  • Arm デバッガーと分析コンポーネントである Streamline の多数の重要なアップデート
  • Cortex-A65Cortex-A65AE、および Neoverse-E1 プロセッサーを Silver および Gold Edition でサポート (サポートされているすべてのプロセッサーにつきましては、こちらをご参照ください)。
  • 新しい DSTREAM-XT デバッグ アダプターを初めてサポート

I/O でのデバッグを強化

Arm 社は、これまで以上に複雑なシステムでのテストおよび検証機能強化に対する自動車産業およびその他の業界のニーズに応えるため、DSTREAM-XT をリリースしました。DSTREAM-XT は、PCIe 経由でのターゲットへのデバッグおよびトレースをサポートする高性能なデバッグ アダプターです。これにより、トレース可能な帯域幅が大幅に増加するとともに、SoC 上に専用のデバッグ インタフェースを設ける必要がなくなります。2021.1 Arm デバッガーは、DSTREAM-XT を初めてサポートする製品です。詳細については、こちら (英語) をご覧ください。

柔軟なデバッグのオプション

デバッガーの安定性や使いやすさも向上しました。今回のリリースでは、DSTREAM-XT に加えて、ULINK-Plus (英語) と CMSIS-DAPv2 (英語) のデバッグ アダプターがサポートされています。また、デバッグ コンフィギュレーション ペインで、デバッグ ポート (JTAG または SWD) とデバッガーによるクロック操作の速度を直接選択できるようになりました。

Cortex-A65、Cortex-A65AE、Neoverse-E1 の Fixed Virtual Platforms (FVP)、およびサンプル プロジェクトとデバッグ コンフィギュレーションも提供されます。

さらに、Streamline パフォーマンス アナライザーがバージョン 7.7 にアップデートされ、Arm Graphics Analyzer 5.8 により、一連のデバッグ ツールが完成しました。

コンパイラーの性能と安全性のアップデート

今回のリリースには、最新の Arm Compiler 6.16 も含まれています。これは前回リリースされた 2021.0 から提供されています。パフォーマンスの向上についてはこちら (英語) をご覧ください。Gold Edition のライセンスでは、Cortex-A65、Cortex-A65AE、および Neoverse-E1 プロセッサーのプロジェクトをコンパイルすることができます。これまで、これらのプロセッサー向けの開発には、Platinum Edition のライセンスが必要でした。

機能安全 (FuSa) 認証ツールを必要とするプロジェクトで作業している場合は、このコンパイラーのバージョンが次の安全認証ブランチのベースとして使用されていることに注意してください。これは、認証スケジュールに応じて 2021年の Q3 に提供される予定です。開発者の皆様には、現在の Arm コンパイラー 6.16 で作業を開始し、利用可能になった時点で 6.16 LTS ブランチに移行されることをお勧めします。詳細については、こちら (英語) をご覧ください。

早速バージョン 2021.1 を試してみよう!

Development Studio 2021.1 は、無料で 30 日間ご評価いただくことが可能です。お申し込みページはこちらから。製品の詳細に関しては、こちらのページをご覧ください。また、Development Studio のライセンスでは、Keil MDK (英語) を使用することができます。最新の MDK 5.34 では、Arm コンパイラー 6.16 も統合されています。このリリースの詳細については、こちら (英語) をご確認ください。


この記事は、Arm 社の Software Tools Blog に公開されている「Product update: Arm Development Studio 2021.1 now available」の日本語参考訳です。