Smartsheet の 2024 年第 3 四半期は、新しいボード ビュー、より広いダッシュボード キャンバス、AI 機能の強化、Resource Management の高度なレポートなど、Smartsheet に多くの新機能が追加されました。
それでは、それぞれの新機能を見ていきましょう！
ボード ビュー ～ 作業を視覚化する新しい方法
このビューは、アジャイル手法を使用して作業の視覚化方法を改善し、柔軟性を高め、生産性を最大化します。
ボード ビューのタスクは、カンバン ボード上のカードとして表示され、直感的なドラッグ アンド ドロップ機能を使用して簡単に優先順位を付けたり、並べ替えたりできます。ボード ビュー内で直接、子カードを作成してタスク階層を構築する機能、特定のカードを見つけるための単一レーン スクロール、カードの詳細表示と編集の改善により、ビューを切り替えることなく多くの作業を行えます。
さらに、ボード ビューの継続的な自動保存と同時編集機能により、編集内容の消失や編集内容の重複を防ぎます。
アジャイルな作業管理プロセスに取り組んでいる場合でも、単にタスクをより明確に視覚化する場合でも、ボード ビューが役立ちます。この機能は、Smartsheet をお使いのすべてのユーザーが利用できます。
より広いダッシュボード キャンバス ～ より少ないスクロールで、より多くの内容を表示
すべてのプロジェクトの詳細を 1 つの画面に収めるのは難しく、ダッシュボードを何度もスクロールすることは多いのではないでしょうか。そこで、標準サイズのダッシュボード キャンバスの幅を広げるオプションを追加しました。ダッシュボード キャンバスの幅が広くなると、ワイドスクリーン ディスプレイで作業を視覚化するスペースが広くなり、より多くのコンテンツを「スクロールせずに見える範囲」に表示できるため、ダッシュボードのレイアウトがこれまで以上に効果的になります。
ダッシュボードを編集しているときに、展開アイコンをクリックするだけで、作業スペースが広がります。作業スペースを広げて、管理しているすべてのものをより明確に表示できます。
また、画面サイズに関係なくコンテンツが読みやすくなるよう、幅の広いダッシュボード キャンバス用のダッシュボード ズーム コントロールも追加しました。
データを分析 ～ AI データの洞察をすぐに活用
データを詳しく調べて、実用的な洞察を示すグラフや指標を手作業で作るのは、大変な作業です。一方で、Smartsheet の AI 最新機能であるデータ分析を使用すると、即座に回答を得られるだけでなく、結果の絞り込みも可能です。これにより、会議のフォローアップに費やす時間が短縮され、より重要な情報をより早く取得し、リアルタイムでグラフを作成できます。
この新しい AI ツールを利用するには、シートに移動し、[AI ツールによる生成] アイコンをクリックして、[データ分析] を選択するだけです。会話形式でボックスにカスタム プロンプトを入力するか、ツールに質問を提案するように指示して、ボタンをクリックするだけで分析情報を収集できます。ステータスの内訳からデータ集計、簡単な計算から詳細な棒グラフまで、作業を進めるために必要な分析をすばやく行えます。
データ分析を使用してグラフやメトリックを生成する場合、[この結果を説明] セクションを展開して、応答に関する生成方法を段階的に確認できます。これにより、根拠のあるデータ分析が得られます。
AI データ分析機能は、エンタープライズ プランのユーザーが利用できます。
Resource Management の高度なレポート ～ 簡単な統合、強化された可視性
Smartsheet の Resource Management を利用している場合、新しい高度なレポート機能を使用して、レポート データを Smartsheet に直接転送できるようになりました。シートで詳細な分析を行い、それらを視覚化し、組織のリソースについて情報に基づいた意思決定を行えます。
高度なレポートを使用すると、Smartsheet フォルダーまたは選択したワークスペースに、Resource Management の基になるデータセットを含む新しいシートが生成されます。このデータは毎日自動的に更新されるため (必要に応じて手動で更新可能)、Smartsheet 内で常に最新のデータにアクセスできます。
Resource Management の高度なレポート機能では、列、グループ化、並べ替えなどを活用してカスタマイズし、充実したデータのビューである Smartsheet レポートも作成できます。
Resource Management のレポート機能を Smartsheet に統合すると、Resource Mangement のデータを Smartsheet 内の他のデータと結合できるだけでなく、ダッシュボードや WorkApps の作成や Smartsheet の自動化機能の活用で、可視性と意思決定の強化を実現します。
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