2024 年、Smartsheet にはさまざまな機能が追加され、ユーザーはタスクやプロジェクトをより効率的に管理できるようになりました。本ブログ記事では、2024 年に追加された主な新機能をご紹介します。
AI ツール
2024 年初めに追加された Smartsheet の AI ツールにより、以下の 3 つの機能を利用できるようになりました。
数式の生成
作りたい数式や関数の構文を自動生成し、複雑な数式や関数を含む構文を作る手間や時間を省いて、生産性を向上します。
テキストとサマリーの生成
データからテキストやサマリーを自動生成します。意思決定をサポートするために、分析の簡単な説明も確認できます。
データ分析
AI が生成するグラフやメトリクスで、データのインサイトを瞬時に取得できます。
AI ツールはエンタープライズ プランのお客様のみ利用できる機能ですが、2024 年 12 月 31 日まで、全プランのお客様が利用できるようになっています。残り少ないお試し期間で、ぜひ AI ツールを利用してみてください!
リソース管理機能
Workload Heatmap
チームの稼働状況を視覚的に把握できるスナップショットにより、現在作業量に余裕がある人と、余裕がない人を一目でわかるように表示します。また、メンバーの次の作業がいつあるか、いつ空きができるかも把握できます。
Workload Schedule
チームが取り組んでいる他のプロジェクトなど、より細かな情報を提供します。あるプロジェクトで人員が不足していることに気がついた場合、わずか数クリックで、作業量に余裕がある他のメンバーを割り当てることができます。
タイムライン ビュー
新しい日付ベースのタスク管理方法で、作業をリアルタイムに視覚化して管理するためのビュー
- タスクを整理し、マイルストーンを強調表示することで、プロジェクトの全体像を簡単に把握できます。
- 項目をテーマ別にグループ化することで、プロジェクト データの概要を明瞭に把握できます。
- 項目をクリックして、プロジェクト コンテキスト内でその詳細を表示、編集できます。
- 保存した変更は即座にタイムラインに反映されるため、常に最新のデータを利用できます。
ボード ビュー
新しいカンバン スタイルのビューでプロジェクトやタスクを視覚化し、インタラクティブに管理
- カンバン スタイルのレイアウトにより、進行中、完了済み、次の作業を追跡できます。
- カードはレーンに整理され、各レーンではプロジェクトのステージ、チーム、またはスプリントを表示できます。
- ドラッグアンドドロップ機能を活用してカードを移動し、タスクのステータス更新や、タスクの優先順位の変更、チーム メンバー間での作業分配、タスクを簡単に更新できます。
- ボード上にタスクの詳細が表示され、各タスクを開かなくても概要を簡単に確認できます。
- タスクのステータス、優先度、種類に加え、説明、チェックリスト、コメントなどの重要なタスクの詳細を表す視覚的な指標を含めることができます。
既定のカンバン スタイルのビューは、「カード ビュー」から、「ボード ビュー」に変更となりました。
コレクション
新しいフォルダー レベルでの共有機能と容易なアクセス制御を実現
- 特定のチームや役割に合わせたコンテンツの一部を、ワークスペースからキュレーション (選別・整理) できます。
- 管理者 (複数の管理者を設定可) は、「コレクション」内の各アセットに対してアクセス レベルを制御できます。
- ダイナミック ビューや Google ドキュメント、Power BI、YouTube リンクなどのサードパーティまたは外部コンテンツを含む、すべての Smartsheet コンテンツをまとめられます。
「コレクション」は、新しいユーザー サブスクリプションかつエンタープライズ プランのお客様のみ利用できます。「コレクション」の詳細はこちらをご覧ください。
ファイル ライブラリ
タスクやプロジェクトに関連するデジタル アセットを整理し、容易なアクセスを実現
- デジタル アセットへの容易なアクセスや共有、バージョン管理ができます。
ファイル ライブラリで試してみるべきことは?
- ドラッグアンドドロップでコンテンツをアップロード。
- ファイルの名前や形式、アップロード日、タグなどで検索やフィルターをかける。
- ファイルをクリックして、カスタマイズ可能なピンや図形、矢印を追加する。
- コメントや返信、@メンションしてフィードバックやレビューを記入する。
- 新しいファイルをアップロードして、別のバージョンや最新バージョンを確認する。
「ファイル ライブラリ」は、新しいユーザー サブスクリプションのすべてのお客様が利用できます。
その他 ~ 新しいサブスクリプション モデルへの変更
2024 年 10 月、Smartsheet のサブスクリプション モデルは、「ユーザー サブスクリプション」へ変更になりました。この新しい「ユーザー サブスクリプション」により、以下を実現します。
- ユーザーの利用状況を可視化し、容易にユーザー数の調整ができるため、コストを無駄にせず Smartsheet を利用できます。
- ユーザーを追加する場合、組織の Smartsheet アカウント上で契約済みの Smartsheet プランを 30 日間 (無料) 利用できます。
- 上記で紹介した新しい機能へアクセスできます。
この「ユーザー サブスクリプション」に関してご質問がある場合には、Smartsheet 社の日本正規代理店であるエクセルソフトまでお気軽にお問い合わせください。Smartsheet 機能の詳細はこちらをご覧ください。
本記事は Smartsheet 社の以下のページを参考にして作成しました。