NVIDIA* GPU および AMD* GPU 向け Codeplay プラグインは、SYCL* で記述したコードを NVIDIA* や AMD* のターゲット GPU で実行するために、インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーを補完する無料バイナリーです。
Codeplay プラグイン対応インテル® oneAPI サポートサービスは、NVIDIA* GPU や AMD* GPU プラットフォーム向けに SYCL* アプリケーションをコンパイルする際の疑問点に関して優先サポートを提供する、有償サポートサービス製品です。
Codeplay プラグインは、インテル® oneAPI ベース・ツールキットに含まれるコンポーネントの機能を拡張するものであり、単独では利用できません。
エクセルソフトは、インテル® ソフトウェア開発ツール向けに、お客様の開発用途に合わせた有償サポートサービス製品を提供しています。
インテル® oneAPI ベース・ツールキット、および Codeplay プラグインは無料でダウンロードして利用できます。Codeplay プラグインをご利用になる上での優先サポートは、Codeplay プラグイン対応インテル® oneAPI サポートサービス製品を別途購入することによって提供されます。
Codeplay プラグインをインストールするには、対応するバージョンのインテル® oneAPI ベース・ツールキットを事前にインストールいただく必要があります。
例えば、Codeplay プラグインのバージョン 2023.2.1 をインストールするには、インテル® ソフトウェア開発ツールのバージョン 2023.2.1 が必要です。
これよりも古いバージョンにはインストールできません。
インテル® ソフトウェア開発ツールの有償サポートサービス製品は、開発者数またはノード数に合わせてお選びいただけます。
NVIDIA* GPU および AMD* GPU 向け Codeplay プラグイン対応インテル® ソフトウェア開発ツール向けサポートサービス製品の価格は、オンラインフォームよりお問い合わせください。
ライセンス規定の詳細はライセンスページをご参照ください。
NVIDIA* GPU プラグインでは、各種レベルの統合共有メモリー (USM)、サブグループ・アルゴリズム、アトミック、リダクション操作など、主要な SYCL* 2020 の機能がサポートされています。いくつかの高度な SYCL* 機能も動作し、CUDA* に効率良くマッピングされます。
例えば、NVIDIA* Tensor コアは、インテルの「joint_matrix」機能を使用して、インテル® アドバンスト・マトリクス・エクステンション (インテル® AMX) など、同様のインテル・ハードウェア機能と同じパフォーマンス移植性を備えたコードを利用できます。
NVIDIA* GPU プラグインを使用する SYCL* アプリケーションは、ほかの CUDA* および HIP アプリケーションと同じ実行パスを使用します。プロファイラー (nsys、ncu) やデバッガー (cuda-gdb) などの従来の NVIDIA* ツールは、データ並列 C++ (DPC++) を使用する SYCL* アプリケーションでも使用できます。上級ユーザーは、生成された PTX をコンパイラーのパイプラインから抽出して、潜在的な低レベルの最適化を特定でき、PTX は CUDA* ネイティブツールを使用して SASS に 変換されます。
無料ダウンロード 日本語版ガイド
AMD* GPU 向け Codeplay プラグインは、SYCL* で記述したコードを AMD* のターゲット GPU で実行するための無料バイナリーです。
これはベータ品質のソフトウェアであり、主要機能のほとんどが含まれていますが、まだ完全ではなく、既知および未確認のバグがあることに留意してください。
サポートされる機能の詳細につきましては、iSUS にて公開中の日本語版「ベータ版 oneAPI for AMD* GPU ガイド」の「機能」をご参照ください。
無料ダウンロード 日本語版ガイドNVIDIA* A100 上での NVIDIA* CUDA* と NVIDIA* SYCL* の相対的パフォーマンス
※ Testing Date: Performance results are based on testing by Intel as of Aug. 15, 2022 and may not reflect all publicly available updates. Configuration Details and Workload Setup: Intel® Xeon® Platinum 8360Y CPU @ 2.4GHz, 2 socket, Hyper Thread On, Turbo On, 256GB Hynix DDR4-3200, ucode 0x000363. GPU: Nvidia A100 PCIe 80GB GPU memory. Software: YCL open source/CLANG 15.0.0, CUDA SDK 11.7 with NVIDIA-NVCC 11.7.64 cuMath 11.7, cuDNN 11.7, Ubuntu 22.04.1. SYCL open source/CLANG compiler switches: -fsycl-targets=nvptx64-nvidia-cuda, NVIDIA NVCC compiler switches: -O3-gencode arch=compute_80, code=sm_80. Represented workloads with Intel optimizations.
AMD Instinct* MI100 上での AMD* HIP と AMD* SYCL* の相対的パフォーマンス
※Testing Date: Performance results are based on testing by Intel as of Aug. 15, 2022 and may not reflect all publicly available updates. Configuration Details and Workload Setup: Intel® Xeon® Gold 6330 CPU @ 2.0GHz, 2 socket, Hyper Thread Off, Turbo On, 256GB Hynix DDR4-3200, ucode 0xd000363. GPU: AMD Instinct MI100, 32GB GPU memory. Software: SYCL open source/CLANG 15.0.0, AMD RoCm 5.2.1 with AMD-HIPCC 5.2.21152-4b155a06, hipSolver 5.2.1, rocBLAS 5.2.1, Ubuntu 20.04.4. SYCL open source/CLANG compiler switches: -fsycl-targets=amdgcn-amd-amdhsa-Xsycl-target-backend-offload-arch=gfx908, AMD-HIPCC compiler switches: -O3. Represented workloads with Intel optimizations.
インテル® oneAPI ツールキットのアップデート ~ バージョン 2023 の注目機能と他社製 GPU 向けプラグインの紹介 ~ | Web |
インテル® oneAPI ツールキット 2023.1 と oneAPI for NVIDIA*/AMD* GPU プラグイン 2023.1 の改善 | Web |
DPC++ への Codeplay の貢献により NVIDIA* GPU の SYCL* サポートを提供 | Web |
NVIDIA* GPU と AMD* GPU の SYCL* パフォーマンスはネイティブシステム言語に匹敵 | Web |
Codeplay プラグイン対応インテル® oneAPI サポートサービス製品の購入に関するご質問や見積依頼がございましたら、お気軽にお問合せください。
エクセルソフトでは、CUDA* から C++ with SYCL* への移行支援ツール「インテル® DPC++ 互換性ツール」が同梱されたインテル® oneAPI ベース・ツールキット向けに、有償サポートサービス製品を提供しています。有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、技術サポートを日本語でご利用いただけます。
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