インストールガイド

インストール手順

WinDriver v16.6.0 を各 OS へ導入するためのステップを解説します。

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ダウンロード

Windows 11 / 10 / Server および Linux / macOS 向けの WinDriver は以下よりダウンロードのお申し込みができます。

インストール ファイル名の @WD_VERSION_NUMBER@ はバージョン番号に置き換わります。 たとえば v16.6.0 の場合、Windows 32bit 版は WD1660.exe、64bit 版は WD1660X64.exe となります。

Windows のインストール手順

動作環境

  1. x86 32bit / 64bit (x64: AMD64 / Intel EM64T) プロセッサ、または Microsoft がサポートする ARM プロセッサ
  2. C、.NET、Java または Python をサポートする開発環境
  3. 対応 OS: Windows 11 / 11 ARM64 / 10 / 10 ARM64 / 10 IoT Core / Server 2025 / 2022 / 2019 / 2016 / 2012 R2
    注意: Windows 10 IoT Core への配布には別途ライセンスが必要です。
    注意: 64bit Windows ではデジタル署名の強制を一時的に無効にする設定が必要です。詳しくは テクニカルドキュメント #135 をご覧ください。

インストール手順

注意: 必ず管理者(Administrator)権限を持つユーザーでインストールしてください。
  1. WinDriver を弊社ダウンロードサイトよりダウンロードします。
  2. インストーラーを起動します。
    • Windows x86 32bit OS の場合: WD1660.exe
    • Windows x64 64bit OS の場合: WD1660X64.exe
    [Next] ボタンをクリックします。
  3. [License Agreement] を読み、同意する場合は [Yes] をクリックします。
  4. WinDriver をインストールする場所を選択します。
  5. [Setup Type] 画面で以下のいずれかを選びます:
    • Typical — WinDriver モジュール全体(ツールキット+チップセット API)をインストール
    • Compact — WinDriver ツールキットのみインストール
    • Custom — インストールするモジュールを個別に選択
  6. ファイルのコピーが完了すると、クイックスタートガイドを表示するか選択します。
  7. セットアップ完了後、コンピューターを再起動してください。
WD_BASEDIR 環境変数について:
WinDriver のインストール時に WD_BASEDIR 環境変数が定義されます(インストール先ディレクトリを指します)。 DriverWizard でコードを生成する際のデフォルト保存先や、生成されたプロジェクト・makefile の include パスに使用されます。

インストール後に WinDriver ディレクトリを移動した場合は、以下の手順で WD_BASEDIR を更新してください:
  1. [スタート] → [設定] → [コントロールパネル] → [システム] を開きます。
  2. [詳細設定] タブで [環境変数] をクリックします。
  3. [システム環境変数] で WD_BASEDIR を選択し [編集] をクリックします。
  4. [変数値] を新しいディレクトリのフルパスに変更して [OK] をクリックします。

ERROR_FILE_NOT_FOUND でインストールに失敗する場合、Windows レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersionRunOnce キーが存在することを確認してください。存在しない場合は作成して再度お試しください。

デジタル署名の強制を一時的に無効にする手順(開発時のみ):
DriverWizard が生成した .inf ファイルはデジタル署名されていないため、そのままでは Windows 10 / 11 にインストールできません。 開発・テスト時に限り、以下の手順で署名強制を一時的に無効にできます:
  1. [スタート] メニューのボタンをクリックします。
  2. [Shift] キーを押しながら [電源] → [再起動] を選択します。
  3. [トラブルシューティング] → [詳細設定] → [スタートアップ設定] を選択します。
  4. コンピューターが再起動したら [F7] を押してドライバー署名の強制を無効にします。
  5. .inf ファイルをインストールします。

本番環境への配布にはデジタル署名代行サービスまたは WHQL プレテスト代行サービスをご利用ください。

ライセンスの登録(登録版ユーザー)

  1. [スタート] → [プログラム] → [WinDriver] → [DriverWizard] を起動します。
  2. [Help] → [Licensing Information] を選択して Licensing Information ダイアログを表示します。
  3. 以前のバージョンのライセンスコードが登録されている場合、[Deactivate license] をクリックして解除します。
  4. [Please enter your license string] に弊社から受け取ったライセンスコードを入力し、[Activate license] をクリックします。
ライセンスコードにはスペースやピリオドが含まれます。必ずメールから コピー&貼り付け して入力してください。 現在のカーネルライセンスを確認するには、DriverWizard の [File] → [Registration Options] を選んでください。

Linux のインストール手順

動作環境

インストール前の準備

Linux ではカーネルをコンパイルしたものと同じヘッダーファイルでカーネルモジュールをコンパイルする必要があります。 インストール前に、Linux カーネルのソースコードと versions.h がマシンにインストール済みであることを確認してください。

インストール手順

  1. 弊社ダウンロードサイトから WD1660LN.tgz をダウンロードします。
  2. インストール用ディレクトリに移動します(パスにスペースを含めないでください):
    $ cd /home/username/tmp
  3. アーカイブを展開します:
    $ tar xvzf /<ファイルの場所>/WD1660LN.tgz
  4. WinDriver の redist/ ディレクトリに移動します:
    $ cd WinDriver/redist
  5. インストールを実行します:
    1. configure スクリプトを実行します(PCI のみの場合):
      $ ./configure --disable-usb-support
      特定のカーネルソースを使用する場合は --with-kernel-source=<パス> フラグを追加してください。 デフォルトは /usr/src/linux です。同じ VID/PID を持つ複数の USB デバイスを使用する場合は、 makefile.usb.kbuildEXTRA_CFLAGS-DMULTIPLE_SAME_DEVICES を追加してください。
    2. ビルドします: $ make
    3. スーパーユーザーに切り替えます: $ su
    4. ドライバーをインストールします: # make install
  6. DriverWizard を起動しやすくするためシンボリックリンクを作成します:
    $ ln -s ~/WinDriver/wizard/wdwizard /usr/bin/wdwizard
    Ubuntu 18.04 以降では wdwizard の代わりに wdwizard_1804 を実行してください。
  7. wdwizard ファイルの read / execute 権限を設定します。
  8. デバイスファイル /dev/windrvr1660 の権限を設定し、ユーザーがハードウェアにアクセスできるようにします:
    # chmod /dev/windrvr1660 666
    または udev.permissions ファイルに以下を追加します:
    windrvr1660:root:root:0666
  9. WD_BASEDIR 環境変数を定義して WinDriver のインストールディレクトリを指すように設定します。
  10. スーパーユーザーモードを終了します: # exit
  11. ハードウェアへのアクセスを開始し、ドライバーコードを生成します。
ヒント: WinDriver/util/wdreg スクリプトを使用して WinDriver カーネルモジュールをロードします。 システム起動時に自動ロードするには /etc/rc.d/rc.local に以下を追加してください:
<wdreg へのパス>/wdreg windrvr1660

ライセンスの登録(登録版ユーザー)

  1. DriverWizard を起動します: $ ./wdwizard
  2. [Help] → [Licensing Information] を開きます。
  3. 以前のライセンスコードがある場合は [Deactivate license] で解除します。
  4. [Please enter your license string] にライセンスコードを入力して [Activate license] をクリックします。

macOS のインストール手順

詳細は テクニカルドキュメント #144 も参照してください。

動作環境

  1. macOS 10.13 – 12.0 x86-64、または macOS 11.0 以降 ARM64 (Apple M1/M2)
  2. Qt5 をインストールします(DriverWizard / Debug Monitor に必要):
    $ brew install qt5
  3. CMake をインストールします(生成コード・サンプルのコンパイルに必要):
    $ brew install cmake

インストール手順

  1. SIP(System Integrity Protection)を無効にします。無効化の方法は macOS バージョンにより異なります。
  2. macOS 11 (Big Sur) では、WinDriver をロードするために Apple Mobile File Integrity (AMFI) を無効にする必要があります:
    sudo nvram -p
    sudo nvram boot-args="amfi_get_out_of_my_way=1"
  3. ターミナルで以下のコマンドを実行します。

    展開:

    macOS x86-64 の場合:

    $ tar -xvzf WD1660MAC.tar.gz

    macOS ARM64 (Apple M1/M2) の場合:

    $ tar -xvzf WD1660MACARM64.tar.gz

    ドライバーのインストール:

    macOS x86-64 の場合:

    $ cd WD1660MAC/redist/
    $ sudo ./wd_mac_install.sh

    macOS ARM64 の場合:

    $ cd WD1660MACARM64/redist/
    $ sudo ./wd_mac_install.sh
ARM64 版 WinDriver for macOS では、インストール前にデバイスの Vendor ID と Product ID の指定が必要です。 インストールスクリプトが入力を促します。詳細は Apple の IOPCIMatch ドキュメントを参照してください。
macOS 11 (Big Sur) 以降では、インストール後に [システム環境設定] → [セキュリティとプライバシー] からカーネル拡張のインストールを許可する必要があります。 許可後、システムを再起動してください。再起動後にもう一度 sudo ./wd_mac_install.sh の実行が必要な場合があります。

アンインストール手順

アンインストールの手順はこちら →