
業務プロセスが高度化する中で、静的なドキュメントだけでは自動化ワークフローを支えることは難しくなっています。開発者は、アプリ内でのコラボレーションやレビュー体験をより豊かにし、業務を前進させるデータを抽出できる必要があります。本リリースでは、それを実現する新機能が追加されました。
人の手書きをデータ化: 手書き抽出のための ICR (Intelligent Character Recognition)
デジタル化が進む一方で、紙の利用は想定ほど減っていません。実際、全ドキュメント処理ワークフローの 61% において、いまだに紙が使用されています。
そこで Apryse は、手書き文字を機械可読なデータへ変換する Intelligent Character Recognition (ICR) を新たに提供します。これはデータ抽出ツール群への追加機能であり、手作業によるボトルネックを解消し、エンドツーエンドの自動化を実現します。
本機能は Apryse Server SDK の新しいアドオンとして提供されます。
インタラクティブな作業環境:コラボレーションと編集機能の強化
Apryse WebViewer ユーザー向けに、Office 編集機能とマルチドキュメントワークフローがさらに強化されました。これまでの閲覧中心の機能から進化し、よりインタラクティブなドキュメント操作が可能になります。
今回追加された主な機能は以下の通りです。
ネイティブ チャート編集
Spreadsheet Editor において、既存のグラフをアプリ内で直接表示および編集可能になりました。データの編集と可視化をアプリ外に出ることなく実行できます。
権限付き DOCX フィードバック
DOCX ファイル内でのコメント機能が強化され、元のコンテンツを変更せずに構造化されたフィードバックを提供できるようになりました。
マルチビューア基盤
複数のドキュメントを並べて表示しながら、編集や操作を同時に行うことが可能になりました。比較作業をより実践的なワークスペースへと進化させます。
PDF 機能の拡張によるアプリケーションの可能性拡大
本リリースでは、PDF に関するサーバーサイド機能も強化されています。機密情報の除去や新たな入力経路への対応が可能になりました。
プログラムによるセキュリティ制御
新しい PDF サニタイズ API により、機密データの削除を自動かつ精密に制御できます。
シームレスな取り込み
Email-to-PDF 変換機能により、メールベースの情報を簡単に PDF 化し、デジタルアーカイブに取り込むことが可能です。
Android 開発者向け柔軟性の向上 (Scanbot SDK)
2026 Spring リリースでは、Scanbot SDK の Jetpack Compose 対応がさらに拡張されました。以下の機能でネイティブ UI 構築が可能です。
- Android Barcode Scanner SDK
- Android Document Scanner SDK
- Android MRZ Scanner Module
これにより、Android アプリ開発におけるカスタマイズ性と開発効率が向上します。
2026 Spring リリースを体験
これらの新機能は、インタラクティブなデモで実際に体験できます。また、詳細な技術情報は WebViewer のリリースノート および Server SDK のリリースノートをご参照ください。
Apryse では無償トライアルも提供しています。ぜひお試しください。
Apryse 製品の詳細は、弊社 Web サイトをご確認ください。
記事参照:
© 2026 Apryse
「Apryse Spring 2026 Release: Handwriting Recognition, Improved Collaboration and More」


