Redgate SQL Clone バージョン 2 でさらに大きくなったプロビジョニング

Redgate は、以前のサイズ リミットであった 2TB を上回る最大 64TB のデータベースのクローニングをサポートする SQL Clone バージョン 2 を発表しました。この記事では、このリリースが多くの企業にとって大きなニュースである理由を説明するとともに、SQL Clone バージョン 2 に加えられた変更を簡単に紹介したいと思います。

ヘルスケアや金融分野などの大規模な企業において、データベースは通常 3 – 7TB 程の大きさになります。このような場合、時間、ディスク容量、およびネットワーク帯域幅の関係で、データベースのプロビジョニングは特に困難になります。

例えば、開発をプロビジョニングし、環境をテストするために、5TB のデータベースのコピーを 5 つ作成するとします。データベース ファイルをコピーしてマウントしたり、各開発サーバーおよびテスト サーバーでバックアップを復元したりすることもできますが、それらには莫大な時間、25TB 程のディスク容量、および膨大な量の持続的なネットワーク帯域幅が必要になります。

SQL Clone で必要となるのはデータベースのフル コピー 1 つのみで、この単一の「イメージ」から、複数の「軽量コピー」または「クローン」を作成します。各クローンは、フル機能の正常なデータベースですが、メガバイト単位のディスク容量のみを必要とし、作成に掛かる時間は数秒です。

SQL Clone は、Redgate の Clone 開発者である Chris Hurley 氏が詳しく説明するように、Virtual Hard Disk (VHD) を作成することでイメージを作成し、データベースの MDF および LDF ファイルにコピーします。イメージから作成された各クローンに対して、SQL Clone はイメージへの接続を利用してローカルの VHD を作成します。

つまり、1 つのイメージから作成された各クローンは、同じイメージ バイトをもつすべてにアクセスすることができます。ローカル クローンのデータベースへ直接加えられた変更を含むデータ ページは、ローカルに格納されます。

これにより、5TB データベースのフル コピーまたはイメージ 1 つで、数秒以内に 5 つまたは必要な分のクローンを作成することができます!各クローンに必要とされるのは、おおよそ 100MB のローカル容量と必要最小限の帯域幅のみです。

しかし、一部の組織のブロッカーは、SQL Clone バージョン 1 が Windows Server 2008 R2 や Windows 7 などの現在も一般的に利用される旧式のオペレーティング システムで使用されていた VHD 形式 (.vhd) のバージョン上に構築されているということでした。.vhd 形式は最大 2TB のディスク容量のサポートに限られているため、それがイメージを作成できる最大のデータベースの限界でした。

SQL Clone バージョン 2 では、Windows 8 および Windows Server 2012 で使用されている Hyper-V virtual hard disk 形式の VHDX (.vhdx) に対応し、最大 64TB のディスク容量をサポートするテクノロジーへアップグレードしました。SQL Clone は、ホスト マシンにインストールされているのが Windows 8、Windows Server 2012、またはそれ以降であるか自動的に検出します。それらにあてはまる場合、ユーザーによる最大 64TB のデータベースのクローン作成を許可します。そうでない場合、最大 2TB の標準 VHD テクノロジーをデフォルトとします。

Redgate は、効率的な開発およびテストのためにチームが必要とするさらに安全かつ高速な真のデータベースを提供する事が可能なデータベース プロビジョニングに対する新たなアプローチの緊急のニーズから SQL Clone を開発しました。

これは、人々の共感を呼びました。Redgate は、顧客からプロビジョニング時間、ディスク容量、およびネットワーク帯域幅の要件の大幅な縮小を報告する素晴らしいフィードバックを受け取っています。

これは、現実的なデータに対してコードを迅速かつより正確にテストするだけでなく、開発チームによる分離された開発データベースの使用への移行の役に立っています。これは、複数のプロビジョニング チケットの処理、ディスク容量の調整、追加ストレージの購入および管理、そして不十分なテストによる導入後のプロダクションにおける障害除去活動問題など、プロビジョニングに関する多くの DBA の不満を解消しました。

Redgate は、データベースのサイズを最大 64TB まで拡張し、現在のデータの成長率から見た近い将来のための十分な容量を保持する SQL Clone バージョン 2 のリリースを楽しみにしています。

近日利用可能になる機能の詳細は、こちらの SQL Clone ロードマップをご覧ください。

SQL Clone の詳細および 14 日間フル機能無償評価版もご確認ください。

その他 Redgate 製品は、こちらの弊社 Web ページをご覧ください。

記事参照:
2017 年 6 月 19 日 Karis Brummitt
Provisioning just got BIGGER with SQL Clone v2