8 月 28 日リリースの Docker Desktop 4.45.0 から、アップデートの提供方法が大きく変わりました。これまでの月次リリースから隔週リリースへと短縮し、2025 年末までには週次リリースを目指していきます。
変更の理由
ユーザーから「新機能や不具合修正、セキュリティ更新をもっと早く使いたい」という声をいただいていました。今回のリリース サイクル短縮によって、次のようなメリットをお届けできます。
- 新機能や改善をこれまでより早く利用可能
- 重要な更新の待ち時間を短縮
- 不具合修正やセキュリティパッチの適用が迅速化
品質はこれまで通り
配信スピードが上がっても、品質基準は変わりません。
- プラットフォームや構成ごとの包括的な自動テスト
- Docker キャプテン コミュニティによるベータ版でのフィードバック
- リアルタイムでの安定性モニタリング
- 機能フラグを活用した段階的リリース
- 一部ユーザーへのカナリア配信での早期検証
新しいアップデート体験
リリースの頻度だけでなく、アップデートの仕組み自体も刷新していきます。
スマートなコンポーネント更新
- Scout、Compose、Ask Gordon、Model Runner などはバックグラウンドで自動更新
- 開発作業を妨げないタイミングで更新を適用
- Docker Desktop ダッシュボード (GUI) は再起動時に自動更新
わかりやすい更新情報
- シンプルになったアップデート手順
- アプリ内で改善点を簡単にチェック
エンタープライズ向けの管理機能も継続
企業利用に欠かせない「更新のコントロール機能」もそのまま維持します。ローカルでの自動更新停止や、クラウド管理コンソールでの設定管理も可能です。
Docker Desktop を使い始めましょう
新しいリリース サイクルとアップデート体験は、4.45.0 から段階的にすべての Docker Desktop ユーザーに展開していきます。エンタープライズ機能は、既存の Docker Business サブスクリプションから利用できます。
エクセルソフトは Docker の Preferred Reseller として、Docker Desktop を販売しています。Docker 製品のライセンスや機能に関するご質問、製品デモのご要望を承っています。お問い合わせはこちらから。

*本記事は、Docker 社が提供している以下の記事から抜粋・転載したものです。
Docker Desktop は、より速いリリース頻度でイノベーションを加速します
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