インテル® Parallel Studio XE 製品に同梱されていた Microsoft* Visual Studio Shell* の提供終了について

先日、インテル® Parallel Studio XE 2019 のマイナーバージョン Update2 がリリースされましたが、リリースノートにおいて、いくつかの環境のサポートを終了する予定があるとの告知がありました。(3 What’s New を参照)

Intel® Parallel Studio XE 2019 Update 2 Release Notes (英語) (外部サイト)

この中の一つとして、いままで Windows* 版の Fortran 言語対応製品に含まれていた Visual Studio Shell* の提供の終了が予定されています。詳細として、Intel 社 Web サイトに今後の対応に関する以下の記事が公開されました。

Intel® Developer Zone – Further Information on Deprecation and Removal of Microsoft Visual Studio Shell* from Intel® Visual Fortran for Windows* (英語) (外部サイト)

Microsoft 社からの Visual Studio 2015 Shell* のサポートの終了と、Visual Studio* 2015 より後のバージョン (Visual Studio* 2017 など) では Shell が提供されないことにより、今後リリースするインテル® Parallel Studio XE 製品では Visual Studio Shell* の提供を終了するとのことです。

今後 Intel 社は以下の対応を行うと記載されています。

  • 次期マイナーバージョンとされている 2019 Update3 から Visual Studio 2015 Shell* の同梱を終了する
  • 次期メジャーバージョンから Visual Studio 2015 Shell* への統合機能の提供を終了する

そのため、今後リリースされる Fortran 言語に対応したインテル® Parallel Studio XE 製品を Windows* 環境に導入する場合、別途 Visual Studio* 製品が必要です。既に Visual Studio Shell* 以外の Visual Studio* 製品に統合している場合は、この変更による影響はありません。