人気上昇中 ! プロトタイプ作成ツール Axure RP 9 の進化したノート機能

Axure RP は、発売開始当初からページや個別のデザイン要素に対してノートを追加する機能の提供に努めてきました。発売開始当初、ノート機能は仕様書の機能の一部として取り扱われてきましたが、今までに、仕様書内だけなく、一定の制限はありますが、プロトタイプ ビューアーからもノート内容を確認できるように開発されてきました。

今回リリースが予定されている Axure RP 9 の開発途中に注目が寄せられた機能の 1つがノート機能です。今までとは違い、プロトタイプ プレイヤーからすべての機能の詳細を確認できるようにノート機能を大幅に改善しました。その 1つとして、ノートの追加方法をより簡単に、わかりやすくアップデートしています。

Axure RP 9 では、ウィジェット毎ではないノートの作成、ノートとしてウィジェット テキストの追加、ノートへの番号振り分けができるようになります。

  1. 特定のウィジェットに割り当てられてないノートを追加
    デザインに新しいノートを追加する際の新たなオプションが追加されました。従来のウィジェット レベルのノートをウィジェットに追加する機能に加えて、Axure RP 9 では、特定のウィジェットに対してでなくてもノートを追加することができます。このノートは、ほかのウィジェット ノートと同じように、ノート ペインの「ウィジェットノート」セクションから番号が付けられたノート ウィジェットを選択し使用することができます。しかし、このノートはどのウィジェットにも関連づけられていない状態なので、そのままの状態で追加することも、クリック操作でウィジェットに振り分けることもできます。
  1. 1つのウィジェットに複数のノートを追加
    特定のウィジェットに対してたくさんのノートを追加できます。

  1. ノート管理を簡単に!ページごとにノート番号を振り分け
    従来はダイナミックパネル毎にノート番号は振り分けられていましたが、最新版 Axure RP 9 からはページ毎にノート番号を振り分けられ、それぞれのぺージ上にあるノートはそのページ特有のノート番号が振り分けられます。
  2. ノートへのウィジェット テキスト追加
    数回のクリック操作だけでウィジェット テキストをウィジェット ノートに追加またはウィジェット ノートそのものとして追加することができるようになりました。ウィジェット テキストを一度ノートに追加した後にウィジェット テキストを変更した場合は、自動的にノート上にあるテキストの内容も更新されます。

    インタラクションも同じ仕様になります。ウィジェット インタラクションに関するメモを簡単に追加または直接更新することができます。(以前のバージョンでは、デフォルト設定よりウィジェット上のインタラクションには番号が振り分けられたノートが作成されていましたが、Axure RP 9 では、必要な場合にのみノートを追加することができます。)

  1. プロトタイプ上でのノート番号表示
    以前の Axure RP バージョンでは、HTML アウトプット上では、ノートのアイコンのみが表示されていましたが、Axure RP 9 よりノート番号を表示するようになります。これにより、プロトタイプ プレイヤーとプレイヤー サイドバー間でのノートの参照がより簡単にわかりやすくなります。

    マスター内のウィジェット上のノートには、文字 (例えば、初めのノートを [A1]、5 番目のノートを [C5] など) を追加し、標準のウィジェット ノートの番号振り分けを維持することで編集環境と統一します。

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Axure RP 8 をお持ちの方は、Axure Beta 版へアップデートすることができますので、弊社お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

 

記事参照:「New in Axure RP 9: Improved Documentation Workflow」8/27/2018

 

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