PowerPoint から e ラーニング コンテンツへの変換

エクセルソフトは iSpring Solutions 社より
2019 年の日本ベスト パートナーに選ばれました。

PowerPoint から e ラーニング コンテンツへの変換

PowerPoint を使用することで、非常に簡単に e ラーニング コンテンツの作成を開始できます。数回クリックするだけで、数分でスライドベースのコースが完成します。でもそれはプレゼンテーションですよね? 実際に教材として役立つものができますか? このように思われる方もいらっしゃるでしょう。

もちろん、効果的な教材を作成できます。この記事では、PowerPoint を活用した e ラーニング コンテンツの作成方法を紹介します。これにより、受講者はより簡単に、より頻繁に、そして自席や自宅で気軽にコースを受講することができます。また、PowerPoint から e ラーニング コンテンツへの変換方法を説明したビデオもあります。

PowerPoint から e ラーニングへ変換する方法

PowerPoint を使用したトレーニング: 魅力的かどうか?

誰もが箇条書きと平凡な画像に溢れた退屈なプレゼンテーション中に睡魔と戦った経験があるでしょう。PPT は常に退屈であると考える人たちがいるのも不思議ではありません。「PowerPoint はつまらない」と決めつけてしまう前に、ハンマーについて考えてみましょう (そう、ほとんどの家の工具箱に入っているハンマーです)。ハンマーは単純な工具であり、誰でも使用できます。釘を打つという非常に基本的な機能を提供します。

ハンマーのように、PowerPoint は単なるツールです。コースが有意義なものであるかどうかは、使用するソフトウェアだけでなく、コンテンツが熟考されたものであるか、あるいは受講者に対して適切であるかにも依存します。少なくともある時点までは、オーサリングにどのツールを使用するかは重要ではありません。例えば、棒で砂に描いた絵であってもかまいません。

重要なことは、なぜ PowerPoint を使用するのかということです。次のような理由が考えられます。

  • コンテンツを自分で作成するため、簡単で使い慣れたインターフェイスが必要
  • コンテンツを短期間で作成しなけらばならない (PPT であれば、ほとんどの人は機能の学習にそれほど多くの時間を必要としないでしょう)
  • 無料のオーサリング ツールが必要 (Microsoft* のライセンスは手頃な価格であり、すでに保有している可能性もあります)

理由に応じて、PowerPoint でのオーサリングには 2 つのアプローチがあります。1 つは、時間と手間がかかりますが無料です。もう 1 つは、PowerPoint 用の e ラーニング ツールキットを使用します。これは有料ですが、簡単にすばやく作業を行うことができます。皆さんが適切なアプローチを選択できるように、この 2 つのアプローチを比較してみましょう。

コンテンツの準備

e ラーニング コンテンツへの変換を開始する前に、使用するコンテンツを準備する必要があります。この時点では、スライドについて心配する必要はありません。むしろ、トレーニングはプレゼンテーションとは異なるため、プレゼンテーションの考え方は捨てる必要があります。

説明するのではなく、探求の可能性を提供することに注目します。単調な文章は避けて、代わりにストーリー展開、冗談、文章題などを盛り込んで、受講者が次に何を学ぶか決定できるようにします。

このステップで役立ついくつかの手法があります。

マインドマップ

マインドマップは、アイデアを生成、整理、構成するのに役立つ視覚的思考方法です。典型的なマインドマップは蜘蛛の巣状で、主要概念が中央にあり、そこからさまざまなアイデアが分岐しています。このようなグラフィカルな表現は、複雑な主題の全体像と情報の断片がどのように組み合わされるのか把握するのを助けます。

マインドマップ手法により視覚化された e ラーニング アセットのコレクション

ストーリーボード

この手法はビデオ制作から生まれました。典型的なストーリーボード (絵コンテ) は、映画、CM、アニメの動作を概説するため、一連のラフスケッチを表にまとめたものです。

ストーリーボード手法は最終結果を具現化

この手法は視覚的ですが、スケッチやスライドを描くのにアーティストである必要はありません。ただし、明確なイメージを持っていなければなりません。スケッチにテキスト コメントを追加したり、あるいはテキストのみで表現することもできます。

テキストのストーリーボードの例

PowerPoint でコンテンツを作成

コンテンツをよく検討し準備ができたら、PowerPoint でコンテンツを作成します。多くの場合、これにはそれほど時間がかかりません。以下は、いくつかの役立つヒントです。

前述のとおり、ここでは PowerPoint の基本機能を使用する方法と iSpring Suite を使用する方法の 2 つを比較します。iSpring Suite は PowerPoint のアドオンで、PowerPoint インターフェイスに e ラーニング機能を追加してトレーニング コンテンツをすばやく作成できるようにします。

2 つのアプローチとその結果は大きく異なります。

ナビゲーション

プレゼンテーションとは違い、e ラーニングは自習型アクティビティです。コンテンツを利用する際に、受講者に一定のユーザー コントロールを提供します。これにより、受講者に行為主体性を与えるだけでなく、教材に自由にアクセスできるためそれぞれの学習スタイルに合わせることが可能です。

PowerPoint のみを使用する場合

いくつかのメイン スライドを使用し、コースのさまざまなセクションへのハイパーリンクを提供することで、受講者が次に進むべき場所を選択できるようにします。例えば、PowerPoint で作成したジェパディ ゲームでは、メイン スライドはゲームボードで、各セルはそれぞれの問題へのハイパーリンクになっています。

ハイパーリンクを使用して受講者は次に進むべき場所を選択

iSpring Suite を使用する場合

各スライドのプロパティを設定して、コース向けに高度な非線形ナビゲーションを作成できる特別なメニューがあります。これを利用して、数クリックで分岐シナリオのコースを作成し、コース内で異なる難易度のコンテンツを提供したり、トピックを学習する順番を受講者が選択できるようにすることが可能です。

PowerPoint に高度なナビゲーション機能を追加するには iSpring Suite を使用

習得度チェック

テストやクイズは、学習コンテンツには不可欠です。残念ながら、PowerPoint には評価を作成できる機能はありません。しかし、これが問題であるかどうかは、それぞれのコースの目的により異なります。

PowerPoint のみを使用する場合

受講者のセルフチェック用に習得度チェックを追加する場合、やや面倒で時間がかかりますが、トリガー アニメーションとハイパーリンクの組み合わせが回避策になるかもしれません。以下の例が参考になります。

iSpring Suite を使用する場合

マルチメディア、ドラッグ アンド ドロップ、分岐、自動スコアを利用して、インタラクティブな評価を作成できる専用の QuizMaker ツールがあります。

設問の種類を選択してテキストを入力し、必要に応じてリッチ メディアを追加するだけなので、複雑なトリガー アニメーションの作成時などに手動で調整する必要はありません。14 種類のタスクから選択できるため、習得度チェックが単調になることはありません。

さらに、iSpring Suite は結果を収集して処理し、メール、LMS、またはサーバーへ送信することができます。シンプルなクイズを作成できるだけでなく、詳細な評価を行い受講者の進捗状況を追跡することもできます。

iSpring QuizMaker (iSpring Suite に含まれる) を利用することで
受講者にオブジェクトを並べ替えさせたり、特定の領域に配置させたりすることが可能

デザインに関する考慮事項

クリップアートは使用しない

多くの PowerPoint プレゼンテーションに登場する白色の 3D 立体小人を見たことがありませんか? 頭に句読点やビックリマーク、混乱している場合はクエスチョン マークが付いていることもあります。このクリップアートは使用しないようにします。

空きスペースを埋めるためだけに画像を追加するのであれば、
空きスペースのままにしておいたほうが良い

クリップアートは受講者の読み流しを助長するため、学習を目的とした e ラーニング コースでは使用すべきではありません。代わりに、コースに追加する意味のある画像を使用してください。Web には無料で利用可能な多くのテンプレートがあります。クリップアートの代替案や以下のリソースも確認してみると良いでしょう。

iSpring Suite を使用する場合

キャラクター (55,000 枚以上の写真)、背景、テンプレート、アイコン、およびボタンを含む、すぐに使えるグラフィカル アセットのコレクションである Content Library を利用できます。これにより、グラフィカル エディターや Web 検索に時間を費やすことなく、コース内容のデザインに専念できます。

※ Content Library の一部は無料で使用可能ですが、すべてご使用いただく場合には、
別途サービスをご購入いただく必要がございます。なお、iSpring Suite 9 Full Service – 年間サブスクリプション ライセンスをご購入いただくと、1 年間の使用権が含まれます。

コースをすばやく作成するのに必要なものすべて
— コース テンプレート、配色、キャラクター、背景、アイコン、およびボタン —
があらかじめ用意されている

箇条書きの置換を検討

箇条書きは何に使用しますか? 大学の講義、商談、学習したくないけれどもしなければならないものなどさまざまでしょう。箇条書きが最も効果的な方法で情報を提示することはほとんどなく、読み飛ばされる可能性が高いです。

代わりに、要点の共有には別の形式を使用します。スライドの単語数を減らしたり、同じメッセージをグラフやインフォグラフィックスに置き換えたほうが効果的です。

iSpring Suite を使用する場合

受講者にとってより受け入れやすい 14 個のビルトイン インタラクション テンプレートを使用できます。タイムライン、カタログ、ステップ、およびタブは、最も効果的な方法でアイデアを提示し、プロフェッショナルな外観のコース デザインを提供し、プログラミング スキルを必要としません。

ビルトインのインタラクションによりアイデアを視覚的に提示

言葉にしないで、見せる

何かの手順を教える場合、詳細な説明よりも短い動画を見せたほうが効果的です。PowerPoint で動画を追加する方法は 2 つあります。PC または Web から事前に録画した動画を追加するか、スクリーンキャストを録画することができます。優れた機能とは言えませんが、ないよりましです。

PowerPoint のビルトイン ビデオ エディター

動画を録画したり、編集する必要がある場合、Camtasia などのサードパーティ ビデオ エディターを使用する必要があります。

iSpring Suite を使用する場合

レクチャー、チュートリアル、ハウツー スクリーンキャストを PowerPoint で録画して編集できます。YouTube 形式の注釈付きビデオ ナレーションを作成したり、画面と Web カメラから同時に動画を録画して、ライブ ビデオ コメント付きのスクリーンキャストを提供できます。

両方の動画を同時に、または切り替えて表示

e ラーニング コンテンツへの変換

素晴らしい PowerPoint プレゼンテーションが完成したら、次に何をすべきでしょうか? プレゼンテーションを実際の e ラーニングのレッスンに変換する方法は、コンテンツの配布方法に応じて異なります。

次の場合、PPT ファイルをそのまま Google Drive、Dropbox、Slideshare などのファイル共有サービスにアップロードして、リンクを受講者に送ります。

  • 複雑なアニメーションやインタラクションを使用していない
  • 統計を追跡する必要がない
  • プレゼンテーションを LMS にパブリッシュしない

そうでない場合、コンテンツを HTML5 (デスクトップとモバイルの両方で同等の品質で再生する場合) または SCORM (学習管理システムにアップロードする場合) 形式でパブリッシュする必要があります。

e ラーニングの形式については、今回ここでは詳しく説明しません。重要なことは、PowerPoint だけでは、通常 e ラーニングで使用される形式でコンテンツを保存できません。

iSpring Suite は、プレゼンテーションを e ラーニング コースへ変換する最も簡単な方法の 1 つです。標準の PowerPoint インターフェイスに機能を追加するだけでなく、コースを Web フレンドリーな形式でパブリッシュして、Web や学習システムにアップロードできます。iSpring Suite は PowerPoint に完全に統合されるため、どのような効果、切り替え、または複雑なアニメーションを使用していても、最終的なコースは任意のデバイスで期待どおりに再生します。

本格的な e ラーニング コンテンツを作成する場合、PowerPoint と iSpring Suite の組み合わせよりも簡単で強力なツールはありません。14 日間無料の評価期間を利用して、いくつかの e ラーニング コースを作成し、その価値を確かめることができます。

製品の詳細につきましては、こちらからお気軽にお問い合わせください。

記事参照:©Copyright 2020 iSpring Solutions, Inc.