Kong Gateway 2.6 の GA 版がリリース!

本日、Kong Gateway 2.6 の GA 版リリースを発表できることを誇りに思います。Kong Gateway 2.6 は、これまでユーザーやお客様から最も要望の多かった機能をいくつか搭載しています。今すぐアップグレードするか、フレッシュ インストールにてお試しください。

Kong Gateway 2.6 と互換性のある SaaS プラットフォームの Konnect も、まもなくリリースとなる予定です。機能の詳細については以下をご覧ください。

新しい jq プラグインによるパワフルな変換

Kong のゲートウェイには、API の安全性、管理、分散化をサポートする多くの機能があり、それらの API を公開、消費するための優れた開発者向けプラットフォームの構築に役立ちます。これについて、あまり語られることのない側面として、たとえ単一の API にもさまざまな用途があり、それぞれが特別なニーズを持っていることが挙げられます。

たとえば、デスクトップ上で実行されるシック クライアントとモバイル アプリケーションの両方で使用される API について考えてみましょう。後者では、必要な情報だけを表示することで、必要な帯域幅ははるかに低くなるかもしれません。

Kong Gateway 2.6 のリリースでは、jq プラグインと呼ばれる強力な変換メカニズムが導入されており、多様な API コンシューマーに対して同じアップストリーム API を使用することができます。このプラグインは、業界標準のプログラムである jq 構文を使用して、必要に応じて受信リクエストまたは送信レスポンスのいずれかを変換します。jq プラグインは以下のように使用できます。  

  • 特定のクライアントに対して不要な JSON 要素を削除し、帯域幅を節約
  • 特定のコンシューマー向けに API レスポンスのドルをセントに変換したり、摂氏を華氏に変換したりするなど、ユースケースに応じて数学的な関数でデータを変換
  • レスポンス タイムやゲートウェイに関する静的な情報など、API レスポンスにメタデータを追加
  • HTML やシェル スクリプトで直接レスポンスをエスケープして安全に使用
  • ゲートウェイ内で直接リクエストやレスポンスを Base64 エンコード/デコード
  • JSON を CSV に変換し、API と BI やスプレッドシートとの互換性を確立

jq プラグインは、変換の “piped” リストを受け取ることができ、1 度に複数の変換を実行できます。これにより、多くのパワフルな機能が使用可能となり、さまざまなエンド ユーザーやアプリケーションが API やインフラを再利用できるようになります。このプラグインをお客様がどのように活用されるのか、とても楽しみにしています。jq プラグインは、Konnect サブスクリプションの一部としてリリースされます。

Kafka プラグイン

Kong Gateway には、Kafka と統合するための 2 つのプラグイン (Kafka Upstream プラグインKafka Log プラグイン) があります 。ドキュメントに書かれているように、これらはどちらも lua-resty-kafka に依存しています。しかし、このパッケージは非常に古くなっており、最新の Kafka の機能をサポートしていません。

Kong Gateway 2.6 では、ライブラリをモダナイズし、これらのプラグインに新しい機能を追加しました。特筆すべきは、これらのプラグインが TLS と、mTLS、SASL/PLAIN、SASL/LDAP、SASL/SCRAM-SHA-256、SASL/SSL (デリゲーション トークン) などのさまざまな認証方法をサポートするようになったことです。これらの機能は、お客様から Kafka 統合において最も要望が多かったもので、本日お届けできることを大変嬉しく思います。

パフォーマンスの大幅な向上

Kong Gateway の中核となるのは、高いパフォーマンスを誇るエンジンですが、今回のリリースではさらに高いパフォーマンスを実現しています。今回のリリースでは、一連の改良に基づき、パフォーマンス テストの結果、1 秒あたりの平均リクエスト数が 12% 増加し、平均レイテンシも大幅に減少しました。

これはすでに驚異的な改善ですが、パフォーマンス ベンチマークのフレームワークを使用して改善点を抽出することにより、時間をかけて継続的にパフォーマンスを向上させることができると期待しています。

Kong Gateway 2.6 のさらなる改良点

Kong Gateway 2.6 には、さらに多くの改良が加えられています。

  1. Kong Enterprise 向けの Canary (カナリア リリース) プラグインでは、任意のヘッダーのハッシュ値に基づいてルーティングできるようになり、トラフィックをより柔軟に形成できるようになりました。
  2. Kong Plus 向けの OPA プラグインは、リクエスト パスに基づいてポリシーを適用できるようになりました。
  3. Kong Enterprise 向けの Rate Limiting Advanced プラグインは、サードパーティーのデータストアを使わずにレート制限を追跡する「ローカル」ストラテジーを備え、リクエスト パスによるレート制限も可能になりました。 
  4. Kong Enterprise 向けの Keyring Encryption (キーリング) 機能が、アルファ版ではなく GA 版に移行しました。
  5. Kong Plus 向けの OpenID Connect (OIDC) プラグインは、JSON Web Encryption (JWE) イントロスペクションを行い、OIDC サーバーの userinfo エンドポイントからの JSON Web Token (JWT) のレスポンスを解析できるようになり、より幅広い OIDC のセットアップに対応できるようになりました。

今すぐお試しを!

この最新リリースを皆様にお届けできることは大変喜ばしく、また、Kong の社員、素晴らしいお客様とコミュニティの貢献を誇りに思います。これは Kong Gateway 2.6 における新機能のほんの一部です。詳細は Changelog をご覧ください。

Kong Gateway 2.6 は無料でダウンロードできます。お試しのうえ、ご意見、ご感想をお聞かせください。


Kong Enterprise の概要、価格、およびライセンス体系などの詳細は、こちらを参照してください。


記事参照: 2021 年 10 月 14 日
Shane Connelly
© Kong Inc. 2021
Kong Gateway 2.6 Now Generally Available!

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