SecureZIP を使用した OpenPGP ファイルの作成方法の紹介

OpenPGP スタンダードに基づいた暗号ツールを X.509 よりも採用するケースがあります。OpenPGP は暗号化したファイル交換で公開鍵基盤と同じ原理を使用しますが、署名の認証による分散型の「信用の輪 (Web of Trust) 」方式を使用します。

SecureZIP を使用して OpenPGP を作成する前に、少なくとも一つ以上のキーリングを設定する必要があります。

 -archivetype=pgp を使用したソースファイルを一つ以上含む OpenPGP ファイルを作成する際は、SecureZIPGNU TAR アーカイブを作成し、アーカイブに選択したファイルをコピーし、OpenPGP を使用して TAR アーカイブを暗号化します。このコマンドラインは、カレントディレクトリにある全てのテキストファイルを含み、myfile.pgp と呼ばれる PGP アーカイブを作成し、AES 128-bit 暗号でファイルを暗号化し、受信者が使用できるようにします。

例:pkzipc -add -archivetype=pgp -cryptalg=AES,128 -recipient=”Test”  -cert=”Test”  myfile.pgp *.txt

注意:OpenPGP ファイルを使用する際は、必ず -archivetype=pgp コマンドを使用します。

OpenPGP を使用して一つのソースファイルを暗号化する際は、SecureZIPGNU TAR アーカイブの作成をすることなく、単純に *.pgp file を作成します。–archiveeach を使用して、各ファイルに対して、別々の OpenPGP ファイルを作成することができます。圧縮したいファイルを指定する場合、必ず以下のコマンドのように add コマンドをを追加して下さい。

pkzipc -add -archivetype=pgp -cryptalg=AES,128 -recipient=”Test”  -cert=”Test”  -archiveeach *.txt

注意:テキストファイルを OpenPGP アーカイブに追加する際は、フォーマットが自動的にテキストファイルのライン エディティングを Windows CR / LF フォーマットに変換します。デフォルトでは、PKZIP SecureZIP を使用して MacintoshUNIX システムでファイルを解凍する際には、ライン エディティング はネイティブフォーマットに変換されます。
異なる
プラットフォーム間でテキストファイルを適切にやり取りするには、  –binary  オプションをコマンドに追加します。

 

SecureZIP 製品の詳細は、こちらの弊社 Web ページからご覧ください。

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