新バージョン MadCap Flare 2020 r2 の新機能 – パート 3: MadCap Connect for Salesforce および Zendesk の機能拡張ほか

本シリーズのパート 1 と 2 で紹介した新機能に加えて、MadCap Flare 2020 r2 では、MadCap Connect for Salesforce® と MadCap Connect for Zendesk® の機能が拡張されています。

MadCap Connect for Salesforce® の機能拡張

MadCap Connect for Salesforce® は、MadCap Flare からシングルソースのコンテンツを Salesforce® Knowledge に直接パブリッシュできるようにします。MadCap Flare 2020 r2 のデスティネーション エディターでは、パブリッシュ時の制御と柔軟性を高める多くの新しいオプションが提供されています。

リッチ テキスト フィールド オプション

新しいリッチ テキスト フィールドから、選択した記事タイプに関連付ける特定の Salesforce® リッチ テキスト フィールドを選択できます。そして、このフィールドを使って Flare から Salesforce® へトピックをパブリッシュします。

共有アセット ライブラリ

パブリッシングの更新を追跡するために使用されるパブリッシュ ログを Salesforce® の共有アセット ライブラリに保存できるようになりました。これにより、共有 Flare プロジェクトの複数のライター間でパブリッシングの管理が容易になります。Salesforce® の共有アセット ライブラリへのアクセスがない場合、パブリッシュ ログはプライベート ライブラリにアップロードされます。

カテゴリ マッピング

Flare 2020 r2 では、カテゴリ マッピング用の新しいセクションが追加されました。カテゴリ マッピングを使用して、Flare からの情報を Salesforce® で分類する方法を制御できます。次の 3 つのオプションを利用できます。

  • Use default category for all articles (すべての記事にデフォルトのカテゴリを使用する)
  • Use TOC to map to matching category names (TOC を使用して一致するカテゴリ名にマップする)
  • Use TOC to map to matching category unique names (TOC を使用して一致するカテゴリの一意の名前にマップする)

さらに、TOC を使用してカテゴリにマップするオプションでは、更新後のパブリッシュで使用されなくなったカテゴリ マッピングを削除するオプションもあります。

URL 命名オプション

Salesforce® にパブリッシュされる記事の URL をカスタマイズできる URL 命名オプションが追加されました。これにより、CSH ID を使用してトピックごとに URL を制御するなど、パブリッシュ時の URL をより細かく制御できます。パブリッシュ済みの URL 名と一致する名前を選択すると、Flare は Salesforce® にあるその記事を更新します。

デスティネーション ID

Salesforce® の共有アセット ライブラリまたはプライベート ライブラリに公開されたファイルを追跡するため、新たにデスティネーション ID セクションも追加されました。これにより、Flare からパブリッシュされた同じ記事のセットをすべてのライターが更新できるようになるため、チームで共同作業する場合に特に便利です。

MadCap Connect for Zendesk® の機能拡張

MadCap Connect for Zendesk® は、MadCap Flare からシングルソースのトピックを Zendesk® Guide に直接パブリッシュできるようにするため、Zendesk® にコンテンツをコピー & ペーストして、再フォーマットする必要がありません。シングルソースのコンテンツのすべてまたは一部のプレゼンテーション レイヤーが Zendesk® でなければならない場合、このプラグインにより作業時間を大幅に短縮できます。

Flare 2020 r2 のデスティネーション・エディターでは、このような階層をサポートする Zendesk® アカウントをお持ちのユーザー向けに、Zendesk® のサブセクションへのマッピングに対して追加のサポートを提供しています。Zendesk® にパブリッシュする際にサブセクションを作成できるため、Zendesk® へのパブリッシュで目次 (TOC) を使用して構造を定義している場合に非常に便利です。

Salesforce® および Zendesk® の新しいパブリッシング オプションの詳細は、オンラインヘルプ (英語) を参照してください。

[Content to Include] ターゲット オプション

以前は、一部のターゲットの [アドバンスド] タブにオプションがあり、ターゲットから直接または間接的にリンクされていないコンテンツを除外することができました。このオプションは名前が変わり、HTML5、Salesforce®、ServiceNow®、Zendesk® へのパブリッシュ時の制御と柔軟性を高める追加のオプションとともに、ドロップダウンに移動されました。

  • All content – デスティネーションをパブリッシュする際に、すべてのコンテンツがアウトプットに含まれます。
  • Content linked directly or indirectly from the target – ターゲットから直接または間接的に参照されているコンテンツ ファイルのみアウトプットに含まれます。つまり、ターゲットが目次 (TOC) やマスター ページなどの特定のファイルを使用している場合、それらから直接または間接的にリンクされているほかのファイルもアウトプットに含まれます。
  • Content linked directly from the TOC – TOC から直接リンクされているコンテンツ ファイルのみアウトプットに含まれます。

Clean XHTML ターゲットでは、新しい Salesforce® との統合機能をサポートするため、[アドバンスド] タブに [Include CSH ID meta tag][Include TOC path meta tag] の 2 つのオプションと、[エイリアス ファイル] オプションも追加されています。

新しい [Content to Include] ターゲット オプションの詳細は、オンライン ヘルプ (英語) を参照してください。

その他の拡張

Flare 2020 r2 には、jQuery 3.5.1 へのアップデート、Azure DevOps ソース コントロールのサポート、テーブル ヘッダーへの ARIA 属性の自動追加を含む HTML5 ターゲットでのテーブルのアクセシビリティの改善が含まれています。

これらの更新の詳細は、オンライン ヘルプ (英語) を参照してください。リリース ノートの一覧は、ナレッジベースの記事 (英語) で確認できます。

MadCap Flare 2020 r2 の新機能・機能拡張が皆様のお役に立つことを願っています。MadCap Flare 2020 r2 の拡張機能に関するウェビナー (英語) も是非ご覧ください。


この資料は、MadBlog で公開されている「New Release: MadCap Flare 2020 r2 Adds Enhancements to MadCap Connect for Salesforce®, MadCap Connect for Zendesk® and More, Part 3」の日本語参考訳です。