プロトタイピングは、正しい解決策を見つけるためのものです。さまざまなシナリオをテストし、さまざまなフローを検証することです。Axure RP の条件フローは、複数のフローやシーケンスをステークホルダーやテストを受けるユーザーに示す最も強力な方法の1つであり、より良いフィードバックを収集することができます。
条件付きフローとは何か、なぜそれを使うべきなのか
条件付きフローとは、どのような条件を満たすかによって発生しうる一連のシナリオのことです。プロトタイプを作成するとき、ユーザーの入力やその他の要因によって異なる結果を導くインタラクションを作成する必要がある状況にしばしば遭遇します。例えば、プロトタイプの中で、ユーザーがフォームの必須フィールドをすべて満たした場合にのみ、ボタンをクリックすると次のページに進むと規定することができます。
条件付きフローを作成する方法
Axure RPでは、インタラクションを構築するとき、イベント、アクション、ケースで構成されます。ケースは、インタラクションの発火の順番や優先順位を決めるもので、各ケースをどのように並べるかは、条件付きロジックを使う場合に特に重要です。
ログインフォームの例では、ログインボタンがあり、クリックまたはタップ > リンクを開く > ページ2というインタラクションがあるとします。次に、「電子メールフィールドのテキストが test@domain.com、パスワードフィールドのテキストが 123456 の場合」という条件ロジックを追加します。また、不正な送信に対する別のケースを追加することで、これをさらに一歩進め、認証情報が不正な場合にユーザーにエラーメッセージまたはエラー状態を表示させることも可能です。
その結果、ユーザーが各フィールドを正しく入力すれば、次のページに進むことができます。そうでない場合は、ログインに失敗したことを示すエラーメッセージが表示されます。
Axure RP で条件付きフローを最大限に活用するためのヒントになれば幸いです。
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