Java、Linux ARM および ARM64 のサポートを追加したデバイス ドライバ開発ツール WinDriver v14.00 リリース

エクセルソフト株式会社(東京都港区)は、Java プログラミング言語のサンプルとコード生成、Linux ARM および ARM64 の開発ボードのサポートなどを追加した Jungo Connectivity 社の USB / PCI / PCI-Express 向けのデバイス ドライバの開発ツールの最新版 WinDriver v14.00 の日本国内での販売を 2019 年 4 月 17 日より開始しました。

製品概要

WinDriver は、USB および PCI / PCI-Express のデバイス ドライバをユーザーモードで開発できるツールキットです。ドライバを開発するにあたり、OS の内部構造または、カーネル レベルのプログラミングの知識を必要としません。Windows 10 / 10 IoT Core /Server 2016 / 8.1 / 8 / 7 / Server 2012 R2 / 2012 / 2008 R2 / 2008(x86 32bit または x6464bit)および Linux に対応し、WinDriver で開発したコードは対応する OS 間で互換性があります。WinDriver は常に最新の OS をサポートするようにアップデートを行っています。
WinDriver には短期間でドライバ開発を行うことができるウィザードによるグラフィカルな開発環境、API、ハードウェア診断ユーティリティおよびサンプル コードが含まれます。
WinDriver のカーネル ドライバが、ハードウェアへのアクセスを提供するので、WinDriver をインストール後、すぐに対象のデバイスと通信が可能です。
PCI / PCI-Express 版では、汎用的なボードのサポートに加え、主要なチップ ベンダ(Xilinx / PLX / Altera など)に対して拡張サポートを提供し、FPGA 搭載の PCIExpress ボードの割り込み処理や DMA 転送などを実装するドライバをユーザーモードで開発できます。

主な特長

  • ユーザーモードで簡単にドライバを開発
  • グラフィカルな開発環境のウィザードによるハードウェアの診断、ドライバ コードの自動生成およびドライバのデバッグ
  • WDK、OS の内部構造やカーネルの知識は不要
  • Windows 32bit および 64bit / Linux に対応し、常に最新の OS をサポート
  • 対応する OS 間でソースコードによる互換性があり、32bit から 64bit へもスムーズに移行が可能
  • 対応バス(PCI / PCI-Express / USB)
  • 対応開発環境(C、.NET、GCC などをサポートする開発環境)
    Microsoft Visual Studio は、2010 から 2017 までをサポート
  • 汎用的なボードのサポートに加え、主要なチップ ベンダ(Xilinx / PLX / Altera など)に対して拡張サポートを提供
  • WHQL 認定可能なドライバを作成
  • フル機能で利用できる無料の体験版の提供 (期間制限付き)

v14.00 の主な新機能

  • PCI、USB 向けに JNI DLL および Java プログラミング言語のサンプルを追加
  • Java プログラミング言語でのコード生成を追加
  • Linux ARM および ARM64: 以下の開発ボードのサポートを追加
    NVIDIA Jetson TK1, NVIDIA Drive PX 2, Raspberry Pi 2, 3, 3b+, Boundary Devices SL-i.MX6 (SABRE Lite)
  • 最新の Linux カーネル バージョン v4.19.32 のサポートを追加
  • Linux において、複数の MSI 割り込みをマップする機能を追加
  • Linux、WDC_DMAContigBufLock: アドレス マスクを入力する機能を追加
  • get_os_type() API 関数のリファクタリング

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