TestComplete を利用することで Oracle Forms アプリケーションのテストでよくある落とし穴を回避
Oracle Forms は、Java Applet ベースの GUI で、Oracle データベースやその他の最新またはレガシー テクノロジーと統合して、ビジネス エコシステムで利用できます。しかし、その基盤となる技術により自動化が難しく、ビジネス プロセスの完全自動化の妨げとなります。多くの組織では、手動テストに戻したり、単純なツールを採用していますが、テスト結果が不安定になります。
TestComplete は、Oracle Forms アプリケーションで GUI 要素がどのように表現されているかを理解し、専門知識のないユーザーでも、ワークフローを容易に自動化できるソリューションを提供します。人事モジュールに加え、総勘定元帳、売掛金、買掛金、購買、経費管理、調達、現金管理などあらゆる財務モジュールの自動化を実現します。
強力なオブジェクト認識による Oracle Forms テスト
TestComplete のオブジェクト認識エンジンは、ボタン、入力フィールド、コンボ ボックス、タブ、グリッド、リスト、ラジオ ボタン、チェック ボックスなど、Oracle Forms アプリケーションの UI のすべてのオブジェクトを一意に識別できます。オブジェクトが動的な場合 (たとえば、アプリケーションを起動するたびに識別基準が変わる場合)、TestComplete は自動的に内蔵の自己修復機能を活用し、AI と画像認識の強力な組み合わせにより正しいオブジェクトを検出します。また、TestComplete の OCR 機能は、画面上のテキストベースのオブジェクトを検出するのに役立つとユーザーからは好評です。ほとんどの場合、すべてのオブジェクトについて、JavaClassName と AWTComponentAccessibleName を抽出できます。TestComplete での Oracle Forms アプリケーションのテストに関する技術的な情報は、こちらを参照してください。
テクニカル ユーザーとノンテクニカル ユーザーに選ばれる Oracle Forms テスト ツール
スクリプトの知識がなくても大丈夫です。TestComplete はノーコードで Oracle Forms アプリケーションの GUI を自動化できます。いつも通りに操作するだけで、TestComplete はすべてのアクションを自動的に記録し、要素ごとに固有のプロパティを持つオブジェクト マップを作成します。スクリプトでテストを作成することもできます。TestComplete には、JavaScript、Python、VBScript などに対応した本格的な IDE が内蔵されています。Excel シートや csv ファイルを使用してテストをデータ化し、テスト カバレッジを拡張したり、テスト実行時のスクリーンショットを含む詳細なレポートを受け取り、チームのほかのメンバーと共有できます。
さまざまな Oracle Forms テスト ワークフローでのテストの再利用
TestComplete を使用すると、コンポーネントを簡単に再利用して、Oracle Forms アプリケーションのさまざまな領域を含むエンドツーエンドのビジネス ワークフローを効率良く自動化できます。機能、モジュール、またはビジネス ワークフローに基づいてモジュールを定義し、それらのテストを再利用して、堅牢なテスト フレームワークを作成することが可能です。
これらのテストは、手動で、または Jenkins や Azure などの CI システムを介して統合することができ、現在使用しているテスト管理システムと連携することも可能です。また、TestComplete 内から Git ソース コントロールと統合することで、チームワークを向上できます。
Oracle E-Business Suite、Oracle Forms の GUI テストの効率化に興味をお持ちの方は無料の評価版にてその効果をご確認ください。なお、TestComplete は Oracle だけでなく、多くのデスクトップ アプリ、Web アプリ、モバイル アプリに対応しています。
TestComplete 製品に関する詳細、無料評価版は、こちら。
この資料は、SmartBear の Web サイトで公開されている「Oracle E-Business Suite and Oracle Forms」の日本語参考訳です。