
2025 年 3 月 12 日 (水)、エクセルソフトは Prediction Guard 社と提携し、データ プライバシーとセキュリティを重視した生成 AI プラットフォーム Prediction Guard を提供開始します。
Prediction Guard の概要
Prediction Guard は、Meta Llama 3、Neural-Chat-7B、DeepSeek を含む最先端のオープンソースの大規模言語モデル (LLM) を自社プラットフォーム上でホスティングしながら、利用しやすい API を通じて、プライバシーを保護するための独自の入力検証 (プロンプト インジェクション攻撃の検出、個人情報のマスキングなど) と出力検証 (事実性や有害性のチェックなど) をシームレスに統合する生成 AI プラットフォームです。Prediction Guard の導入により、LLM の精度、データのプライバシーとセキュリティの確保など、生成 AI を活用したアプリケーションやソリューション開発において多くの企業が抱える悩みを解消します。
製品プラン
- Managed Cloud (管理型クラウド) : Prediction Guard がホスティングおよび管理を行います。迅速かつ簡単に利用を開始でき (通常 1 日以内)、完全にステートレスのため、データが保持されることはありません。
- Self-Hosted (自己ホスティング型) : 企業のインフラストラクチャ内でホスティングを行います。インテル Gaudi アクセラレータやインテル Xeon プロセッサなど、GPU 以外の計算ノードにも対応します。企業向けに費用対効果が最適化されています。
- Single-Tenant (シングル テナント) : Prediction Guard がホスティングおよび管理するテナント上で、特定の企業による占有利用を実現します。自身のインフラストラクチャを管理することなく、安全で隔離されたデプロイメントを実現します。
Prediction Guard 製品の主な特長
Prediction Guard には、以下のプライバシーが保護された AI 機能があります。
- モデルの自己ホスティング : Meta Llama 3、Neural-Chat-7B、DeepSeek などの最も人気なモデルを任意のインフラストラクチャでプライベートに実行できます。
- セキュリティ チェック : プロンプト インジェクションやモデルのサプライ チェーンにおける脆弱性など、AI 開発の新たな脅威から企業を守ります。
- AI ツールとの統合 : 開発者はデータを任意のネットワーク内に保持しながら、LangChain、LlamaIndex コード アシストなどの最適な AI ツールと構築できます。
- プライバシー フィルターと出力の検証 : ハルシネーション (誤情報) や有害な出力、個人情報 (PII) の漏洩を未然に防ぎます。
Intel 社と Prediction Guard 社による事例紹介
Prediction Guard 社は、Intel 社が提供する AI スタートアップ企業向けの無料育成プログラム「インテル Liftoff」の参加企業です。Prediction Guard 社は、インテル Liftoff プログラムを通してインテル Tiber AI クラウドとインテル Gaudi 2 プロセッサを活用し、自社プラットフォームを効率的かつ効果的に運用することで、企業による LLM アプリケーションの運用におけるリスクを軽減します。
サポート、お問い合わせについて
エクセルソフトは、日本初の Prediction Guard 販売パートナーとして、データ プライバシーとセキュリティを重視した AI サービスの開発や最適化など、Prediction Guard の導入を日本語で支援しています。エクセルソフト経由でご購入いただいた場合、日本語での導入前後の利用支援、トレーニング、日本語ドキュメントをご利用いただけます。
導入前のご質問やご購入前の見積依頼などございましたら、エクセルソフトまでお気軽にお問合せください。